千葉・竹岡「竹岡ラーメン 梅乃家」へ行く。
私のラーメン師匠であるムームー森川さんとラーメンを巡る冒険。
今までは、素手でスライムにチョップしながら負けていた状態だったが、
ようやく少し装備も整い、そこそこの敵も倒せるようになってきたので、
いよいよ中ボス戦へ向かう。
ラーメン界では超有名だという「竹岡ラーメン」の元祖「梅乃家」へ。
「梅乃家」がある漁師町、千葉県竹岡まで都内から約2時間のドライブ。
「竹岡ラーメン」は、非常に独特な変わったラーメンで、
そのスープは、麺を茹でた際のお湯をそのまま丼へ入れ、
そこに豚の角煮を作った煮汁を加えて作る。
麺も、自家製生麺全盛期のこの時代に、堂々と乾麺を使う。
おそらく「メシクエ」史上初めてとなるのだが、
事前に、ぶっちゃけ美味しくないと聞いていて、
それを分かりながら行ってみて、やっぱり美味しくなかった(苦笑)。
しかしながら、1日700食という脅威の販売数を誇る、
ラーメン界のダンジョンキーパー。
ラーメンの鬼と呼ばれた故・佐野実さんが、
「俺はこんなに苦労して作っているのに・・・」と、
梅乃屋を食べてガッカリコメントを残したらしいが、佐野さんに禿同。
何度も言うが、正直、美味しくはなかった。
何とかして完食を試みたが、強烈な醬油臭と塩分濃度に完敗。
某口コミサイトの評価や著名評論家サイトでも高評価を出しているのが、謎。
1つ、非常に興味深かったのは、注文と客の識別の仕方。
テーブル番号ではなく、客が「着ている服」で識別をしている(笑)。
なので、店内で、
「白シャツ、ラーメン1」とか、「青T、チャーシューメン」とか、
一見、失礼に当たりそうな言葉が飛び交うが、
この雰囲気の中では許され、むしろ、ちょっと楽しくなってしまう。
私もこの話を事前に聞いていたので、
「長髪黒、チャーシューメン」とか分かりやすい識別をされないように、
あえて腰まである髪をお団子状にまとめて、髪を短く見せ、
水玉の、裾の膨らんだ、ピエロのような装備でこの戦いに臨んだ。
自分でも、なんと言っていいのか分からない格好が出来上がった。
いざ、どんな感じで識別されるか非常に楽しみだったのだが、
5人でという人数と注文が合致しやすいパーティーで行ったため、
「5人」という単純な識別で終わってしまった。
後ろのカップルが「ベージュ柄」と呼ばれていたのが、オモロ悔しい。
ただ、何でも経験なので、味はともかく、一度は行ってみてもいいかも。
・・・と、こういう書き込みがあちこちで人を呼んで、
脅威の700食になってるのかもなあ(笑)。
■「梅乃家」
http://r.gnavi.co.jp/b7nkh2j50000/
■今日のカメ
■「梅乃家」

手書きの赤い暖簾が風にはためく。
■ホントに国道沿い

■専用駐車場

■長蛇の列!

■炭と乾麺

「梅乃家」では乾麺と茹でたりするのに炭を使っているそうです。
■メニュー

普通と大の違いは、赤字で書かれているようにチャーシューの枚数らしい。麺の量じゃないんだ(笑)。
■店内の様子①

■店内の様子②

■「チャーシューメン」

■ラーメン、アップ

煮豚は、思ったより柔らかかったですが、醬油と脂身がすごくて、途中で重くなり、飽きがきます。ただ、このスープなら、乾麺は正解かも。生麺じゃ、おそらく耐えられないと思うw。
■「大チャーシューメン」

麺が醬油を吸って、すごいことになっており、師匠をもってしても撃沈されておりました。
■氷水

■勇者たち

■快晴!

楽しいメシクエストでした!