カッパドキアへ行く。⑤ ~トルコ人宅に招かれた話~
トルコは、ホントに親日家だ。
多少、人にはよると思うが、今回のトルコ旅を通じて、
思わず、ちょっと親切の裏を疑ってしまうほどに、
みんな日本に興味があり、日本人に積極的で、かつ、親切だった。
先に、絶大な信頼を寄せている「aruko アルコ」の地図がダメだった話をしたが、
「aruko アルコ」のせいにするつもりはないが、初日に道に迷った。
そもそも、ホテルが地図上にないので、現在地も分からないし、
町の中心部に出る方法が分からなかった。
後に、実はホテルから一本道で中心部に出れることが分かるのだが、
地元の人に声をかけてみるも、英語話せる人が少なく、
逆にこっちも土地勘がないため、どうも話がかみ合わない。
奇岩に囲まれ、泣きそうな気持ちで、町をうろついていた。
ちょっと余談だが、私を知る人にはいつものことなのだが、
日差しに弱く、外を出歩く時は、ほぼ常に日傘を差している。
日傘という文化は、海外ではかなり物珍しく映るようで、
海外でも当然日傘を差しているのだが、
雨降ってないのに傘差しているアジア人ということで、
しょっちゅう、ガン見されるか、笑われるかする。
ただ、逆に、この日傘が日本人を象徴しているようで、
道に迷ってウロウロしていた時に、遠くから流暢な日本語で
とある白髪のトルコ人のおじさんに声を掛けられた。
海外だと、どうしてもこの手の行為に警戒をしてしまうのだが、
ちゃんと町の中心部まで連れて行ってくれた上、
チャイもご馳走してくれた上、レートの良い両替所まで連れて行ってくれた。
そして、そこは宝石商がやっている両替所で、
実際他のどこよりも、レートが良かった。
このおじさん、実は絨毯屋のご主人で、
絨毯のビジネスで日本にも何度も来日しており、前・奥様は日本人。
ユルギップにも店があるということでお邪魔してみたが、
とても立派な絨毯と雑貨のお店だった。
私たち以外にも、本日困っていた日本人を助けたようで(笑)、
仲良くなって、今晩自分の家でご飯を食べることになったので、
一緒にどうか?というお誘いをもらった。
普通だったら、丁重にお断りしているところなのだが、
1時間近く話して、特に怪しさも感じられず、
何より、トルコ人家庭料理が食べれるという好奇心が勝り、
ありがたく招待を受けることにした。
待ち合わせは、夜の7時半。
日本人らしく、途中で見かけたワイン屋で赤ワインを購入し、
手土産持参で、夕食会に行ってきた。
絨毯屋のスタッフが作ってくれた羊の煮込み料理は、
めちゃくちゃ美味しくて、完食させていただいた。
ついでに、良い絨毯の見分け方の講義を受けるという貴重な体験もし、
私の「じゅうたん」というパラメータが30くらいは上がっている。
もし絨毯購入で迷われることがあれば、私に一声お掛けください。
■今日のカメ
■ホテル前の夕焼け

周りの洞窟ホテルや洞窟レストランに明かりが灯り始め、幻想的です。
■「EFENDI」

手土産に、ホテル近くのワインショップでワインを買うことにしました。
■おしゃれな店内

ワインはよく分からないので、英語で「本日トルコ人のお宅の食事会に招かれてまして・・・」と説明し、おすすめの赤ワインをいただきました。3000円くらいだったかな。
■ユルギップの夜①

■ユルギップの夜②

■セルチュクさん

■地下の様子

今回は、地下の絨毯売場にテーブルを置いていただくことになりました。
■テーブルセット

私たちの他に、2人の若い日本人男の子2人組みが招待されていました。
■ワインの準備

■手土産ワイン

ワイン屋で選んでもらったので、当然知らないで持ってきていますがw、「ウチヒサル」というトルコで人気のある赤ワインだそうです。
■パン

■メインディッシュ、きた!

■鍋アップ

■取り分け中

■美味しい!!

■ご飯も準備。

確かに、このトマト煮込みは、ご飯でいただきたい!
■絨毯講座

たぶん、日本でも多少の絨毯は見極められる・・・はずっ!
■シルク絨毯①

■シルク絨毯②
