イスタンブールへ行く。⑧ ~濡れバーガーがマズい話~
イスタンブールは、大きく3つに分かれている。
私が滞在していた旧市街と、新市街と、アジア側の3つだ。
去年の夏くらいに、連日イスタンブールはニュースになっていて、
軍隊と民間人の衝突があり、日本から渡航禁止にもなっていた。
その戦闘の中心になっていたのが「新市街」と呼ばれる、
若者が多く集まり、日本の銀座と新宿と渋谷を混ぜたような場所だ。
もうイスタンブールは落ち着き、こうして渡航も出来るわけだが、
新市街がどんな町なのか見てみたく、行ってきた。
旧市街と新市街は、金角湾を挟んで、ガラタ橋という大きな橋で結ばれている。
歩いても渡れるし、トラムでも行ける。
新市街は、さすが「新」と付くだけあって、
旧市街にあったような昔ながらのお菓子屋や定食屋は少なく、
有名ブランドの路面店があったり、大型デパートがあったり、
おしゃれなカフェや雑貨屋もあり、若者が多かった。
荒れているわけではないが、どこか空虚感のようなものを感じ、
温かみのない、よそよそしい町に感じた。
ホテルは旧市街側に取っておいて、良かったなあ。
なんか落ち着かないや、この町。
ちなみに、私が信頼を寄せている「aruco」によると、
いま、新市街の若者の間で、「濡れバーガー」なるものが大流行しているらしい。
「ウスラック・ハンブルゲル」という名前のハンバーガーなのだが、
あえて濡らすという、そんな奇怪なバーガーは、ぜひとも食べてみたい。
「流行っている」ということで、新市街のどこにでもあるのかと思ったら、
これがまた全然見つからず、ガセネタなのではないかと不安になる。
本当に流行っているのか・・・?
やっと1軒見つけて、買ってみる。
確かに、店はそこそこ混んではいたが、流行ってるほどではなさそう。
そして、案の定、そんなに美味しくない。
ハンバーガーは、濡らしてはいけないという結論に至った。
■今日のカメ
■「カラキョイ駅」

新市街は、タクシーも多く、トラムだけでなく、地下鉄も走っています。
■ガラタ塔へ向かう。

両脇に、おしゃれな若者向け服屋や雑貨屋が並ぶ。
■落書き、いっぱい。

■ガラタ塔

地元の人のデートスポットらしく、中に入るまでに行列が出来ていたので、断念。
■「メトロ・シシハーネ駅」

■地下鉄

■「タクスィム広場」

■「共和国記念碑」

献花がされていますが、このあたりが去年軍隊と民間で衝突があったところ。
■「イスティクラール通り」

有名ブランド路面店、スタバなど外資の飲食店、おしゃれカフェや大型デパートなどが並ぶ。
■濡れバーガー屋

■店内の様子

■「ウスラック・ハンブルゲル」

■濡れバーガー、アップ

ぶっちゃけ、美味しくないです。パンが湿ってるって・・・。
■新市街の南の方へ

真面目な会社が集まっていて、オシャレさのかけらもなく、人もおらず、若干不安になりながら、町を歩く。
■オシャレビルを発見。

おそらくオシャレの基はここと思われるが、逆に、ここくらいしかなかった。
■「キャウトハーネ」

■店内の様子

■「アトリエ・オンビル」

■店内の様子①

■店内の様子②

■店内の様子③

ただ、かなり値段高いです。このクッションは、シルク素材ということもありますが、8000円くらいします。
■店内の様子④

トルコでこういうデザインのものを見ると思わなかったので、なんか意外。日本っぽい。
■「カラバタック」

■店内の様子

■テラス席

■カフェラテ
