イスタンブールへ行く。⑩ ~トルコの居酒屋へ行った話~
トルコは、イスラム国家だが、
そこまで戒律が厳しくないようで、町に酒屋はあるし、
レストランでも酒を出すし、人々も好んで酒を飲む。
トルコで酒も食事も楽しめる、
いわゆる居酒屋のような場所を「メイハーネ」と呼ぶ。
「ハーネ」には「家」という意味があり、
ちなみに、カフェは、「チャイハーネ」(「チャイ(茶)」+「ハーネ」)と言う。
メイハーネにはぜひ行ってみたいと思い、
イスタンブール新市街にある魚市場の裏の居酒屋群に行ってきた。
立ち位置的には、新宿のゴールデン街や三丁目、
渋谷ののんべえ横丁に近い感じなのだが、
そこはヨーロッパの玄関口でもあるトルコクオリティーで、
居酒屋と言っても随分とオシャンティーな感じだった。
アミューズメントパークの一角のような路地裏で、
トルコ人スタッフが持ってきた小皿の前菜を選びながら、ワインを飲み、
隣では、トルコ楽器を持った流しのおじさんが演奏してくれて、
なんだかディズニーシーの一角にいるようで、とても楽しかった。
■今日のカメ
■「メイハーネ」

数件のメイハーネが所狭しと一角に集まっています。味の差はあるんでしょうが、どこもほぼメニュー一緒で隣り合わせなので、客引き合戦が激しく行われてます。
■「Sevic Recioran」

■店の様子

■テーブルセット

■サービスパン

■まずは、前菜選びから。

■メゼ、アップ

■選んだメゼ①

酸味控えめで、トマトの甘味があり、美味しいラタトゥイユでした。
■選んだメゼ②

これは、トマト風味のリゾットをブドウの葉で包んだ冷菜ドルマです。
■ドルマ、超うまいー。

こんな色してますが、しっかりトマトと魚介のリゾットの味で、ブドウの葉の味はほとんどしません。美味しいリゾット食べている感じ。
■次に、魚選び。

なので、グラムとか、魚の種類で値段が変わります。味付けや調理法も自由にオーダーできます。
■魚アップ

結局、エビと、イカと、お店イチオシのカツオにしました。
■イカフライ

付け合わせできたアイオリソース(マヨネーズとニンニク)も、とても合っていました。
■エビのトマトチーズ焼き

■カツオのグリル

■流しのおじさん

トルコのメイハーネには、ほぼこういった流しのおじさんがいるそうです。