ありがとう、スナオクワハラ!
今日はちょっとだけ、私のご飯以外の趣味、
服について話をしたいと思う。
いつの頃からか気が付いたら着道楽になっていて、
買った服が入りきらず、家の1部屋を丸々衣装部屋にしていて、
それでも入りきらないので、地下にあるトランクルームまで借りている。
そんな私の服の7割くらいを占めているのが、
「sunao kuwahara スナオクワハラ」というブランドで、
もうかれこれ10年以上、ここの服を買い続けていた。
おそらく小さなスナオクワハラが開けるんじゃないかくらいは、家にある。
かなりぶっ飛んだブランドで、
客のこっちが「買って欲しいと思ってないのだろうか・・・?」と
心配になるようなデザインだったり、色だったり、値段だったり。
でも、そんな客に媚びない、
むしろ、服が人を選んでいるような強気な感じが好きだった。
狂ったピエロみたいな服だったり、
盆と正月が一気に来たような紅白モチーフのめでたい服だったり、
とにかく、唯一無二で、本当に本当に、好きだった。
気が付いたら、客の中で最多購入ポイント保有者までなっていた、私(苦笑)。
大好きだったけど、大きな時代の波には逆らえなかったのか、
今月2月にスナオクワハラ代官山本店がクローズすることとなった。
去年話を聞いた時は、ホント驚いて、ショックで、
でも、なんとなく、いつかそんな日が来るんじゃないかとも思ってた。
最後は、本社倉庫にあったコレクション用のサンプル品とかも出してもらい、
最後の買い物を思いっきりさせてもらった。
私を形作っていた大事な一部だった。
ありがとう、スナオクワハラ。
さようなら、スナオクワハラ。
※代官山スタッフの皆さんに許可をいただき、撮影させてもらいました。