江ノ島「江ノ島小屋」へ行く。
ゲームを作っていると、企画会議というものがしょっちゅう行われるのが、
会議室にこもっていても、どーにもこーにも面白いことが浮かばない場合がある。
白いコンクリートの壁に囲まれて、剣と魔法の楽しい世界を想像しようとしても、
こっちの頭が壁以上に真っ白になってしまう。
そんな時は昔から迷わず外に出て、
目から、耳から、鼻からいっぱい情報を入れて想像力を膨らまし、
自分自身が『楽しい』を感じられる環境に行くことにしている。
インプットなければ、アウトプットはない。
出すためには、それ以上に入れなきゃいけない。
さて、今回も企画の話で煮詰まってきて、
なーんも面白いことが考えられなくなってきたので、
頭のリセットとインプットをしに、なんとなく夜の江ノ島へ。
参道の土産物屋も閉まり、江ノ島神社にも誰一人いないような時間。
この「なぜ江ノ島?なぜ深夜?」が良くて、
お約束ではない、行った本人も訳分からない行動の果てに、
頭がシャキッとして、見るものすべてが新しく、強烈なインプットが始まる。
観光地・江ノ島の夜は、早い。
お腹が空いたが、周りを見ると、ほぼ閉まっていて、
やってるのはコンビニとファミレス系。
ここまで来て、都心でも入れるファミレスはつまらないので、
唯一やっていた海鮮居酒屋「江ノ島小屋」で食事。
初めてお邪魔したが、どれもすごく美味しくて、大当たり。
店内も広々としていて居心地いいし、接客も丁寧で、素晴らしかった。
帰りに口直しでドライフルーツをくれるのだが、
キウイよりも、梅よりも、みかんが一番美味しかった。
あと、出発の安全祈願でスタッフがやってきれた火打石、なんか嬉しかったな。
思えば火打石なんて打ってもらって旅立つのは初めてだ。
いいリセットとインプットになった。
■「江ノ島小屋」
http://enoshima-koya.com/
■今日のカメ
■「江ノ島小屋」
小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩2分。今回は車でしたが、国道134号線の江ノ島に渡るすぐ近くにある片瀬漁港の側にあります。
■店内の様子
港のすぐ側で、本当に小屋っぽい感じ。天井高く、席も広い。
窓はビニルシートで覆われていましたが、夏はきっと全開放して、海風感じながら食事ができそうで、さらにいい感じ。
■お通し
お通しは、魚介で出汁を取った温かい一口スープ。
■ポテサラ
懐かしい味のするポテトサラダ。
■揚げ物①
「海老の三角揚げ」です。豆腐ベースに海老のすり身が入ったフワフワの練り物を揚げたもの。美味しいー。
■揚げ物②
「シラスとイカスミの2色のお米コロッケ」です。濃厚で、美味しいライスコロッケでした。
■どんぶり①
名物「ホロホロ丼」。魚の燻製のほぐし身と焦がしバター醬油がかかった食べ応えある丼。後ろには、壁のような大きな海苔。
■どんぶり、アップ①
魚とバター醬油は濃厚だが、きゅうりがいっぱい入っているので、意外とさっぱりいただける。
■どんぶり②
第一回全国丼グランプリの金賞を取ったという江ノ島小屋一番人気の「まかない丼」。
■どんぶり、アップ②
新鮮な魚のたたきを味噌で味付けし、胡麻だれをかけたボリュームたっぷりの丼。
味噌味はかなり濃いめ。好みではあるが、個人的には「ホロホロ丼」の方が好きかな。
■味噌汁
丼とセットで付いてくるあおさの味噌汁。
■アクアパッツア
連子鯛(れんこだい)を丸々1匹使ったアクアパッツア。あさりも、ムール貝もいっぱい。
■アクアパッツア、アップ
鯛からも、貝からもとても濃厚ないい出汁が出ていて、すごく美味しいアクアパッツアでした。