羽生「鬼平犯科帳パーキングエリア」へ行く。
突然だが、皆さんはここをどこだと思うだろうか?


この時代劇のセットのような風景、
京都太秦撮影所でもなく、日光江戸村でもなく、
東北自動車道の中にあるパーキングエリアなのだ。
最近、パーキングエリアにエンターテイメントを付加して、
高速をもっと楽しく、ただ通過して走る道ではなく、
行く目的になるようにという動きが増えてきていて、
中でも、全国トップクラスのエンターテイメントパーキングが、
ここ東北自動車道の羽生パーキングエリア内にある「鬼平江戸処」だ。
池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」をテーマとした休憩所で、
蕎麦屋、鰻屋などのレストラン、串団子などの軽食、お土産物屋が軒を連ねる。
ただ単にそういう商品を集めただけでなく、ちゃんとセットもよく出来ていて、
トイレに立ち寄っただけでも、江戸村に遊びに来たかのようなお得感がある。




全く東北に用事がないような私が、
東京から鬼平パーキングのために2時間近くかけてやってきてしまうのだから、
そういう意味では、パーキングエリアとしては大成功だと思う。
純粋に楽しみつつも、職業病で若干仕事モードで見させてもらって、
エンターテイメント施設としての完成度が異常に高く、
あまりにも細部に渡ってよく出来ていたので、
申し訳ないのだが、道路公団アイディアじゃないだろうなあと思って調べたら、
お台場の1/1ガンダムを作られていた会社さんのプロのお仕事だった。
ですよねー。
すごく楽しいパーキングエリアだった。
ちなみに、色々と拝見して、すごく良く出来ている中で、ちょっと思うことがあり、
あと500円くらいは客単価が上げられそうなアイディアを思い付いたので、
羽生パーキングエリア関係者の方がいらっしゃったら、ぜひご一報いただきたい。
個人的に興味があるので、手弁当でも参上いたします。
こういうパーキングエリアがどんどん全国にできるといいなあ。
■羽生PA「鬼平江戸処」
http://www.driveplaza.com/special/onihei/
■今日のカメ
■お客様駐車場

■裏出入口

ちなみに、この鬼平江戸処は、上り、つまり東京へ向かう方の羽生パーキングにしかありません。
■鬼平江戸処の様子①

■鬼平江戸処の様子②

■鬼平江戸処の様子③

ここは亀戸天神「船橋屋」監修のくず餅と、神田明神下「天野屋」の甘酒が飲めます。
■鬼平江戸処の様子④

わさびは徳川家康が大好きで、幕府の献上品になっていたそうです。
■鬼平江戸処の様子⑤

鬼平パーキングならではの限定感ある独自のパッケージになっていたり、商品のラインナップも、並べ方も秀逸で感心しました。
■鬼平江戸処の様子⑥

ちなみに、ここは日本橋「玉ひで」が監修。
■鬼平江戸処の様子⑦

テーブルももちろんありますが、こういう作りもすごくいいですね。
■私のランチ

パーキングの食事に1500円と聞くと高いと思いますが、そこをこの雰囲気のワクワク感と、有名店が監修していることとかがうまく払拭してくれていますw。ここの客単価、高いだろうなあ・・・。いやー、よく出来ている。
■しゃも鍋、アップ

■別の人のランチ

■一本うどん、アップ

非常にインパクトはあり、写真撮るにはもってこいですが、すいとんを食べている感じで、味は飽きが来るかなw。
■買ったモノ①

■コロッケ、アップ

■買ったモノ②

たれがしっかりしているせいか、パーキングで今まで食べた焼鳥の中では一番かな。
■買ったモノ③

by meshi-quest
| 2015-07-04 08:07