スリランカへ行く。⑪ ~リゾートホテルの原点へ~
スリランカに行きたいと思った理由は、
無類のお茶好きとして、本場のセイロンティーが飲みたかったこともあるが、
実は、もう1つある。
私は旅をする時に、滞在するホテルを重要視しているのだが、
行き先が決まると、まず真っ先に確認するのが、
「シックスセンシズリゾート」のホテルがあるかどうか。
「シックスセンシズリゾート」は、
アジアリゾートホテルの代名詞にもなっているホテルで、
過去、ベトナムやタイなど、色んなところで宿泊したが、
本当に素晴らしく、静かで、美しく、リラックスの極み。
このホテルに泊まり、何度となく日本に帰国する気が失せた。
私は、このホテルが大好きだ。
日本ではあまり馴染みがないかもしれないが、
実は、この「シックスセンシズリゾート」を参考に、
日本で有名な「星のやリゾート」が出来たと言えば、
少しイメージが湧く方もいらっしゃるかもしれない。
そんな私が愛してやまない「シックスセンシズリゾート」だが、
実は、この「シックスセンシズリゾート」も参考にしているホテルがある。
それが、スリランカ出身の有名な建築家ジェフリー・バワが建てた
今も数軒だけ現存するスリランカのホテルなのだ。
これは、一度、行かねばならない。
泊まらねばならない。
ジェフリー・バワが建築した現存するホテルの中で、
今回は、世界遺産「シーギリヤロック」の近くにある、
「ヘリタンス・カンダラマ」というホテルに宿泊することにした。
湖畔近くの丘の上に建つ、静かで、優雅で、とても美しいホテルだ。


夕方は、薄っすら森全体にもやがかかり、さらに幻想的になる。



ジェフリー・バワを原点とするホテルの特徴は、自然との一体化にある。
今まで泊まってきた「シックスセンシズリゾート」もそうだったが、
実際今回泊まった「ヘリタンス・カンダラマ」も、無駄に自然を変えたりせず、
ロビーからカフェを繋ぐ廊下に岩をそのまま残していたり、

プールも、まるで湖と一体化しているかのごとく、
水平線がどこまでも続くように見えるように設計されている。

今となってはリゾートホテルでよく見かける水平線プールも、
元は、ジェフリー・バワが建築したホテルが原点となっている。
ホテル内には、ジェフリー・バワが使った机や、
ジェフリー・バワが絶賛したアーティストのフクロウの彫刻など、
ジェフリー・バワゆかりの品々も多数あり、感慨深かった。




行程の関係で、1日しかいれなかったが、
いつかもう少しゆっくり時間を取って泊まってみたいものだ。
■今日のカメ
■「ヘリタンス・カンダラマ」①

■「ヘリタンス・カンダラマ」②

■ロビー

■廊下

■カフェの様子①

■カフェの様子②

■カフェの様子③

■夕方のホテル①

■夕方のホテル②

■客室の様子①

■客室の様子②

■客室の様子③

室内にコンセントが少ないので、電化製品充電がちょっと困った。
■客室の様子④

■客室の様子⑤

■朝のバルコニー

■野猿いっぱい

■インフィニティープール

■バワの机①

■バワの机②

■フクロウの彫刻①

■フクロウの彫刻②

by meshi-quest
| 2016-01-21 08:00
| 旅行_海外