バリ島へ行く。23 ~15年ぶりにケチャを見た話~
「ケチャ」というダンスをご存知だろうか。
バリ島では、寺院だったり、レストランだったり、
毎日、そこら中でバリ舞踊の公演が行われていて、
その中でも、特に観光客に人気の高いのが、
「ケチャ」という半裸の男性陣で行われる舞踊だ。



初めて「ケチャ」を見たのは、
15年前のバリ島のとあるレストランステージだったが、
まあ、観光客向けの余興ということもあり、
正直、全体的にチープ感が漂い、全く面白くなくて、
それ以来、何度もバリ島には行っているが、バリ舞踊は見なくなった。
今回ガイドからの勧めもあって、
バリ島で本格的な「ケチャ」を見るなら、絶対ココ!と言われている、
ウルワツ寺院という場所で行われる「ケチャ」を見てきた。






ウルワツ寺院は、バリ島の南の先端にあり、
高さ70mの断崖絶壁の上に立つお寺で、
太陽が沈む頃、どこからともなくものすごい数の客が集まり、
すごい歓声と熱気の中、ステージ真ん中の祭壇に火が灯り、
「ケチャ」がスタートする。
ウルワツまで、ぶっちゃけ、かなり遠いし、
人は多いが、席は狭くて、鑑賞環境としてはあまり良くないのだが、
さすが最高峰と言われることだけあって、一度は見る価値のあるものだった。
気まぐれに、ふと遠くまでケチャを見に行こうと決めて、
それを実行できてしまうのは、お気楽一人旅の醍醐味だったりする。
■今日のカメ
■「ウルワツ寺院」

■高台からの眺め

■ステージの様子①

かなり有名なステージなので、開演30分前でもうこんなにお客さんが入っています。席は全席自由席なので、早い者勝ち。
■ステージの様子②

■ステージの様子③

■ステージの様子④

■ケチャの様子①

楽器は使わず、いくつかのグループによる口歌のハーモニーでダンスの音頭を取っていきます。
■ケチャの様子②

■ケチャの様子③

ケチャは、インド叙事詩のラーマヤーナを元にした、ラーマ王子とシータ王女の恋のお話です。
■ケチャの様子④
