原宿「ペルー料理 bepocah ベポカ」へ行く。
私が死ぬまでに行ってみたい国のトップ1は、ペルーだ。
ママがサイモン&ガーファンクルが好きで、
子供の頃に何度もペルー音楽フォルクローレの
「コンドルは飛んでいく」を聴いて過ごした。
大人になってからも、ペルーには何かと惹かれることが多く、
写真集やガイドブックを買ったり、テレビのペルー旅番組を録画したりしてる。
残念ながら、まだ行ったことないペルーではあるが、
都内では珍しいちょっと変わったペルー料理を食べさせてくれる店があると聞き、
ペルー料理店「bepocah ベポカ」へ。
知り合いから、「ペルー料理の印象がひっくり返るよ」を言われてきたが、
これまで写真集や旅番組で見てきたものとは全く違って、
「え?!これがペルー料理?」と驚くような料理ばかりだった。
正直もっと素朴で、家庭的な料理だと思っていたが、
高級なフレンチレストランに来ているかのような繊細で美しく、
それでいて、ちゃんとペルーの伝統的な食材や調理法を使っているのに、
食べやすくて美味しい料理だった。
ペルーが好きな人はもちろんのころ、ペルーに今は興味がない人も、
きっと食べ終わった頃には、みんなすごくペルーに興味が湧きそうなお店。
とてもいい体験をさせてもらった。
■「ペルー料理 bepocah ベポカ」
http://www.bepocah.com/ja/
■今日のカメ
■「ベポカ」
JR原宿駅から徒歩10分ほど。明治通りと外苑西通りの間の通り沿いにあります。真っ黄色の建物が目印。
■店内の様子
1階と2階があり、席はカウンターとテーブル。席数はそこそこあり、原宿にいることを忘れるような静かで雰囲気の良い店内です。
■カウンター
この日はテーブルが満席だったので、カウンターで。
■赤ワイン
お店おすすめのペルー産赤ワイン。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。
今日は、「デグスタシオン・トラディショナル・コース」(5000円)という、ペルーの伝統的な料理が一通り食べれるコースにしました。
■1品目
「セビチェ・トラディショナル」という料理で、ヒラメをライムとペルーのとうがらしでマリネした前菜。
■セビチェ、アップ
かなり酸味と辛みが効いてますが、サッパリしていて食べやすいです。巨大なトウモロコシは、ペルー産のもの。
■2品目
「カウサ・リメニャ」というペルーの伝統的な冷前菜。
■アップ
ライムととうがらしで風味付けしたマッシュポテトに、チキンやアボカドを挟んでいます。めちゃくちゃかわいらしい。そして、意外とやさしい味わいで、すごく美味しいです。
■3品目
「プルポ・アル・オリーボ」という料理。
これもめちゃくちゃかわいらしい。
■アップ
タコの上に、オリーブで作ったクリーミーなソースがかかっているのですが、ペルーでは紫色のオリーブを多用するらしく、この色は紫オリーブの色です。味は、普通にオリーブの味。すごくきれい。
■4品目
「アンティクーチョ・デ・コラソン」という料理。国産牛ハツの串焼き。ペルーではハツをよく食べるそうです。
シンプルな串焼きですが、すごく柔らかくて、とても美味しい。
■5品目
「アグアディート」というチキンとお米とコリアンダーのスープ。
このスープ、すごくいいスパイスが効いてて、エキゾチックな味なのに、とても食べやすい。かなり好み。美味しかった!
■6品目
穀物キヌアと野菜を煮込んだリゾットのような料理。
■アップ
キヌアの煮込みの上にはカツオが乗っています。このキヌアリゾットもめちゃくちゃ美味しかった!
全般的にしっかりスパイス効いてるのに、嫌味がなく、食べやすい。ホント不思議。
■7品目
「アヒ・デ・ガジーナ」というペルー風カレーシチューっぽい料理。
■アップ
鶏の胸肉と、ミルク、チーズ、とうがらしの煮込みなのですが、ほとんど辛さはなく、チーズが効いてて、クリーミーでとても美味しい!子供が好きそうな味。
■8品目
ペルーで有名な果物「ルクマ」を使ったアイスクリーム。
「聖なる果実」と呼ばれてて、ペルーのアイス屋さんではどこにでも「ルクマ味」があるそうです。味としては、柿に近い感じで、甘みと、やや粘り気があり、美味しいアイスでした。
■食後の飲み物
ハーブティー。