西麻布「伊勢すえよし」へ行く。
ご招待いただき、西麻布の隠れ家割烹「伊勢すえよし」へ。


若大将のご出身である三重県伊勢の地産食材にこだわり、
食事の最初は、先付からスタートではなく、
伊勢神宮に奉納されている日本酒「白鷹」を一口杯でいただくことから始まる。

プライベートがしっかり保たれている贅沢な環境で、
大将から伊勢の話をいっぱい聞きながらいただく伊勢尽くしのコース。
伊勢の鱧の土瓶蒸し、伊勢穴子の白焼き、伊勢のかますの土鍋ご飯、
大将の伊勢愛と、伊勢の食の奥深さを感じるとても美味しい料理だった。




中でもとても驚いたのが、日本食のコースにジビエが出てきたこと。
三重県の猟師さんが捕った紅葉肉(鹿肉)がメインディッシュ。
日本のように、ソースも使わず、基本シンプル、引き算を求められる料理で、
ジビエのような引き算しにくそうな料理が出てきたのは驚きだが、
コースの流れを壊すことなく、
ちゃんと美味しい日本食におけるジビエ料理になってた。


伊勢のことは、ここに来るまでほとんど知らなかったが、
山から海まで、こんなに食材が豊かで、バリエーションあって、
こんなに美味しいとは思わなかった。
伊勢の良さに触れてみたい方は、ぜひ。

■「伊勢すえよし」
http://isesueyoshi.blog.fc2.com/
■今日のカメ
■「伊勢すえよし」

ほとんど気づかない小さな看板が道路にあるだけの、ちょっと分かりにくいビルの3階にあります。
■店内の様子

■テーブルセット

■伊勢神宮御料酒

■「先付」

■アップ

■「八寸」

懐石料理の八寸とは、一辺が八寸(24センチ強)のお皿に盛る、山や海のものを合わせた酒の肴のことを指します。
■アップ

■梅酒

■「向」

■アップ

大根が伊勢神宮の鳥居の形になってます!
■「碗」

■アップ

■「焼」

■「口直」

■これが新姫

■中はこんな感じ

■「強肴」

確実に鹿肉なのですが、すごく和食に合わせた優しい味になっていて、黄身を溶いた鼈甲醤油ととても合ってます。香りづけに、鹿がいた山に生えてる檜の葉を炒ったものが付いてきます。
■「飯」

鯛とかよくあるけど、かますがご飯に入っているのも珍しい。
■赤だしと共に

■「甘」①

伊勢のかぶせ茶を使った和風フォンダンショコラ。こういう和食屋で、焼物のしっかりとしたスイーツが出てきたのも初めてかも。そして、すごく美味しい。
■「甘」②

■伊勢ブック

すごく勉強になって、伊勢に興味が出る本。料理待つ間が楽しい。