吉祥寺「ヨシダゴハン」へ行く。
子供の頃、生まれ育った蒲田の町には、
洋食屋というお店が何軒もあって、
何時間も煮込んだデミグラスソースのハンバーグとか、
海老フライとか、カツレツとか、ハヤシライスとか、
今のファミレスとはちょっと違って、値段もそこそこお高めだが、
本格的な美味しい洋食だけを専門に出してくれるお店があった。
上野とか浅草とかの下町には、まだ「洋食屋」文化があるが、
だいぶ見かけなくなってしまったなあ、洋食屋さん。
吉祥寺にも私が大学生の頃からあって、もっとそれ以前から創業してた
老舗の洋食屋「シャポールージュ」というお店があって、
カフェ飯だったり、ファミレスだったりの気軽さはないけれど、
ちょっと背筋伸ばして美味しい洋食が食べれるお店が健在だ。
この「シャポールージュ」出身のシェフが独立をし、
もっとカジュアルに老舗の洋食を味わえるお店を作ったと聞き、
「ヨシダゴハン」でランチをいただいてきた。


ハンバーグ好きなので、迷わずハンバーグを注文。
初めて食べるが、最初からプラス300円で特大ハンバーグへ変更。
「ハンバーグは大きければ大きいほどいい」という信条に従ってみた。
ついでに、チーズもトッピングしてもらい、やるべきことはやり切った。


老舗の洋食店で修業されていたというだけあって、
ソースもいわゆるやや苦みのある本格派な感じ。
ハンバーグも流行りのフワフワ&ジューシー系ではなく、
肉が詰まっていて、しっかり火が通っていて、やや固めのハンバーグ。
決してまずくはないのだが、個人的に好みのハンバーグではなかった。
この感じのハンバーグを仮に外観内観共に
ザ・洋食屋的な老舗店で食べたとしたら、
きっと雰囲気もあって少し違った感想を持ったかもしれないが、
このカフェっぽい気軽な雰囲気でいただくには、ちょっと重い印象。
値段もそこそこするので、これだったら雰囲気込みで
老舗店で食べようかなとなってしまうかも。
老舗洋食店出身&ハンバーグ押しというところで、
期待値が噴火していたのも事実だが、ちと残念。
■「ヨシダゴハン」
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13175705/
■今日のカメ
■「ヨシダゴハン」

■店内の様子

スタッフの方は気さくで、親切に接してくれました。
■ランチスープ

■デミグラスハンバーグ

ハンバーグは、何にせよやっぱり大きい方が嬉しいなw。
■ハンバーグ、アップ

ハンバーグもソースもクラッシックな印象で、良くも悪くも流行りのハンバーグではない感じ。決してまずくはないのですが、圧倒的な何かがある感じでもなく、そうなると雰囲気込みで老舗で食べたくなっちゃうなあ・・・。
by meshi-quest
| 2017-02-07 08:04
| 吉祥寺