池尻大橋「つくしのこ」へ行く。
一見さんお断りで、常連さんでもなかなか予約が取れない、
日本酒の聖地「つくしのこ」に行ってきた。
色んな人からものすごいお店であることは聞いていたが、
チャンスがなくて、ようやく知り合いの常連さんのグルメ会に混ぜてもらい、
今回、初参戦させてもらった。
まず、駅から近いのに、迷うこと迷うこと・・・。
看板も出てないので、まったく入口が分からない(笑)。
中に入ると、日本酒の博物館かのように、
高い天井いっぱいに日本酒や酒蔵さんの前掛けが掲げられ、
店内には、京都の酒の神様『松尾様』を祀る社もあり、
噂通りの普通の居酒屋さんじゃないオーラをバンバン感じる。
日本酒も図鑑のように種類がたくさんあり、
その中から好きな日本酒を、値段に関係なく、
1グループにつき基本15種まで自由に頼むことができる。
出し方も独特で、お酒の空き瓶に手書きの名前、
その中に、日本酒をついで持ってきてくれる。
料理は完全お任せで、お酒に合いそうな手作りのつまみが
日本酒の合間合間に運んで来てくれる。
この通り、15種類制覇しました!
「つくしのこ」名物の飲んだお酒紙の撮影会。
今回、これだけ珍しく貴重な日本酒を大量に飲ませてもらったわけだが、
その中で、一番美味しかったのは、店主とおるさんの名前が入った、
とおるさんのために作られたという日本酒「とおる!Special」。
当然市販されてないのでここでしか飲めないが、圧倒的な美味しさだった。
寒い冬から春先までは、とおるさんのお母さんが作ってくれる
優しい出汁の鴨鍋が食べられる。
こんな貴重なお酒を大量に飲み、美味しいつまみが出てきて、
それだけでも十分驚かされるのだが、
これだけ飲んでも1人5000円という驚愕の安さにまたさらに驚かされる。
一見さんお断りでも仕方がないと思ってしまう、
本当に心から日本酒とこの「つくしのこ」が好きな人達で守っている聖域だった。
■「つくしのこ」
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131705/13019231/
■今日のカメ
■「つくしのこ」
田園都市線「池尻大橋駅」から徒歩2分ほど。駅からは近いのですが、入口がお店と思えない感じなので、迷いますw。
■店内の様子①
1階と2階があり、今日は2階席。2階席から1階を眺めた様子。
ものすごい数の日本酒と、酒蔵さんの前掛けが並んでいて、まるで博物館です。
■店内の様子②
私も初めて知ったのですが、京都にあるお酒の神様「松尾様」というそうです。店内に大きな社がありました。
■テーブルセット
テーブルセットはこんな感じ。
■1品目
料理は完全にお任せで、1グループにつき料理と日本酒15種が付いて、1人約5000円くらい。
まずは、ひたし豆。
■2品目
味の染みたブリ大根。いいつまみ。
■日本酒①
乾杯は、山口県旭酒造「獺祭 オッターフェストサケ」から。スパークリング日本酒です。
■3品目
いぶりがっことクリームチーズを和えたもの。
■日本酒②
日本酒は、リストの中から自由に選べ、3種類づつやってきます。
まずは、みんなで選んだこの3種。酒の空き瓶を利用することで、1合、2合などの量が、お店にとっても客にとっても分かりやすいのも特徴。一升瓶からついで戻すという作業も短縮される。
■日本酒③
日本酒は全然詳しくないのですが、私が選ばせていただけることになり、以前飲んで美味しかった福島県花泉酒造「ロ万(ロマン)」を含め、3種をなんとなくセレクト。
■4品目
タコ、イカ、鯛、ブリなど、刺身盛り合わせ。
■日本酒④
常連さんが教えてくれた、「つくしのこで飲んでおいた方がいい日本酒No.1」。
さすが店主の名前入りの日本酒だけあって、15種飲んだ中でも、ダントツに美味しかったです。
■日本酒⑤
ここからは日本酒に詳しい人にセレクトをおまかせ。
■5品目
ものすごい量の鴨鍋きた!
■煮えた!
根付きのセリなども入り、野菜たっぷり。すごく体に優しい味わいの鴨鍋です。
■うどん
〆は、鴨鍋の出汁にうどんを入れていただきます。
■日本酒⑥
常連さんセレクト。紹興酒のような色をしていますが、実際味も紹興酒に近いような独特の風味を持っていました。
面白い日本酒もあるもんだなあ。
■日本酒⑦
これも、常連さんのセレクト。
■日本酒⑧
これも常連さんのセレクト。この中の、新潟県渡辺酒造店「根知男山」という日本酒がとても美味しかった。
初めて飲んだのですが、「五百万石」と畑の広さや場所も分かるようになってて、ワインのように管理されている面白い日本酒、なのだそうです。
■よく飲みました!
頼んだ日本酒の紙を並べて、参加者全員で撮影会。いやー、よく飲んだなあ。