醤油を作ってきた話。
福島大震災の被災地である陸前高田に、
今も醤油を作り続ける「八木澤商店」さんという老舗醤油店がある。
震災により、ほとんどの醬油樽が流されてしまった中で、
奇跡的に助かった麴があり、そこから復興を遂げ、
「奇跡の醤」という名前で新しく醤油を作り、
この一連の話は本にまでなっている。
実は、陸前高田には震災後に行っていて、
八木澤商店さんの醤油が美味しいと聞き、
お店に行って、醤油や醤油を使った加工品など、色んなお土産を買わせてもらった。
そんな八木澤商店の店主である河野さんが
神楽坂「la kagu(ラカグ)」にて
醤油作りのワークショップを開かれるということで、
お誘いをいただき、醤油作りをしてきた。
子供の頃に、学校の授業かなんかで味噌は作ったことがあったのだが、
醤油を作るのは初めてで、ワクワクする。
材料は、なんとなく想像が付く、大豆と、水と、塩と、
そして、なんと小麦。
私は知らなかったのだが、醤油を作るには、
大豆と同量の小麦が必要になるらしい。
水に塩を入れて、よーく混ぜて・・・
そこに、蒸した大豆と、炒った小麦を合わせたものを入れる。
これで、もう仕込みは完成。
あまり混ぜてもいけないそうで、
あとはじっくり菌による発酵を待つ。
なお、醤油の完成は、11月くらい。
自分の作った醤油で卵かけご飯を食べるのが楽しみだ。
ちなみに、ワークショップでは、
市販されている火を通した醤油と、
火入れをしていない生の醤油の食べ比べや、
なかなか手に入らない生のもろみの試食なども行われた。
もっとちなむと、このご飯、「BALMUDA バルミューダ」さんが提供している
新製品のBALMUDA炊飯器で炊かれていたのだが、
元々、BALMUDA炊飯器は気になっていて、かなりの確率で買うつもりだったが、
このご飯を食べて、その思いが250%になった。
めちゃくちゃ、ご飯がうまい。
BALMUDA炊飯器、やばい。