バリ島へ行く⑫ ~いざ、ジャングルツアーズ〜
私がいつもお世話になってるバグースジャティでは、
滞在中、ホテルの中だけでも楽しめるように、
無料で参加できる色んなアクティビティーが用意されている。
その中でも人気のアクティビティーが「ジャングルトレッキング」というもので、
ホテルの裏のジャングルを通って、近くにあるジャティー村まで歩き、
村の中を見学する約1時間半のウォークツアーだ。

ホテルはジャングルに囲まれているので、
一歩ホテルの裏に入ると、もうそこはジャングルになる。
ジャングルの一部を切り開いて、
村の人がパパイヤやタロ芋を育ててたり、牛を飼っていたりする。



そんなのどかなジャングルを抜けると、村に繋がる道に出て、
左も右も一面田んぼに囲まれたのどかな風景が広がる。
ジャティ村の人々が行き交い、村の生活を感じる。
この道を歩くのが好きで、毎回このアクティビティに参加している。


ジャティ村は100人に満たない小さな村で、
主な収益源は米を育てることと、木工細工。
村に行く途中で、いくつかの木工所を見学できるのだが、
すごく細工が細かくて、器用に作られている。
バイクがあって、よく見たら、一部が木で出来てて、驚いた。





ジャティ村は、村を守るお寺が1つ、
午前中だけしか空いてない銀行が1つ、
小さな雑貨屋が1つ、村人が集まる相談所が1つで、
あとは村の人の住居で構成されている。
すごくシンプルで、小さな村だ。



そんな村なので、もちろんレストラン、コンビニなんてない。
ちょうど昼時だったので、村唯一のご飯屋さんがお店を出していて、
村人が昼ご飯を買いに来ていた。
どうやらお粥とおかずをセットで売っているらしい。値段は1つ40円くらい。


ふと東京を思い出す。
私が仕事で新宿を動き回ってて、カフェに入ってカフェ飯食べている時に、
毎日ここにはこんな時間が流れてて、こんな生活があるんだな。