代々木上原「Celaravird セララバアド」へ行く。
仲良くさせていただいている大好きなフレンチファンタジスタ、
「Celaravird セララバアド」で夏のコース。
春夏秋冬、必ずお邪魔しているので、
「セララバアド」に来ると、ああ季節が変わったんだな、としみじみ思う。

定番の夏のコース料理から、今年初めて見た新作料理まで、
色鮮やかで、元気があって、
すべての料理から夏を連想できるようになってる。









新作料理の中で好きだったのは、この2つ。
真っ黒いビジュアルが印象的な「夜海」という一品。
イカスミを割ると、中から夜の海で生きてるイカが出てくる。
黒が好きな私として、すごく印象に残った料理。美しい。


もう1つは、「蛍」という名前の食後のお菓子。
スプーンの下から見上げると、球体の中で本当にホタルが住んでいるかのよう。


最後は、線香花火に模したパチパチキャンディー。
「セララバアド」の夏を満喫させてもらった。


■「Celaravird セララバアド」
http://www.celaravird.com/
■今日のカメ
■「セララバアド」

小田急線「代々木上原駅」もしくは「代々木八幡駅」から徒歩12分ほど。駅から離れた閑静な住宅街の中にあります。
■テーブルセット

テーブルセットはこんな感じ。
■ラベンダー

ナプキンの上にラベンダーの花が乗っています。夏らしい。
■ペアリング①

飲み物はすべてペアリングで、ノンアルコールか、アルコールかが選べます。私はアルコール有なのですが、白ワインが苦手なので、一部ノンアルドリンクを混ぜた特別ペアリングで。
まずは、ハニーワインから。甘さより、香りがはちみつ。
■1品目

「イケバナ」という名前の付いた夏の木々をイメージしたアミューズ。枝に見立てたグリッシーニに生ハムが巻いてあります。
■アップ

これごと全部食べられます。
■2品目

液体窒素で固めたキャラメルポップコーン。口の中でスッと溶けて、コーンスープのような味になります。
■3品目

「朝露」という定番の夏のコース料理。
■アップ

球体の中には、梅昆布茶とじゅんさいが入ってます。
■ペアリング②

国産の白ワイン。
■4品目

「花蜜」という料理。レンゲの花が夏っぽい。
■アップ

中には、食用花ナスタチュームが入っています。
■もう1品

夏の池をイメージした一品が来ました。トマトを透明にこしたガスパチョ。白くても、しっかりトマトの味がします。
■完成品

ガラス瓶に入っていたナスタチュームの花の蜜をなめた後に、花をちぎって池の上に落とすと、この「花蜜」の料理が完成。すべて食べられます。
■自家製パン

「セララバアド」の絶品パン。周りがカリッとしてて、中はもっちり。焼き立て、最高。
■5品目

「夏の高原」という料理。ヤギミルクに、青草を感じるオリーブオイルに、レモングラスの香り。食べるときに、最初のテーブルにあったラベンダーの花を嗅ぎながらいただきます。まさに夏の高原にいるよう!
■6品目

「渚」というお馴染みになりつつある、夏の定番料理。
■アップ①

1つだけ隠れている、食べられるムール貝の中にはカレーが入ってます。
■アップ②

ガラスケースの中には、ボトルい入ったメニュー。
■メニュー

ボトルメールならぬ、ボトルメニュー。
■ペアリング③

日本酒で、秋田の「春霞」。
■7品目

「夜海」という料理。めちゃくちゃかっこいい!!黒の網から、下が透けてるのも素敵。
■中はこんな感じ

イカスミの生地を割ると、中からイカの料理が出てきます。
■8品目

穴子の雑穀リゾット。色鮮やかな緑は、クレソンの色。
■9品目

瞬間燻製を使った料理。器の中に燻製の煙が入ってます。
■中はこんな感じ。

鮎と茄子のピューレを使った料理。
■ペアリング④

国産の赤ワイン。
■10品目

とちの木牛とマコモダケを使ったソテー。
■11品目

生パイナップルをすりつぶして、洋酒を効かせ、液体窒素で固めた、ピニャコラーダ風の口直し。
■12品目

「夏の夕暮れ」という美しいデザート。中には桃のコンポートと、赤しそのスープ。
■使用後

酸性のレモンシュガーが付け合わせになっていて、それをスープに溶かすと、ピンク色に変化。
■13品目

食後の小菓子は、サーカスの缶の中に。
■中はこんな感じ。

ヨモギのマカロン、ホワイトエアチョコなど。
■「蛍」

「蛍」という名前の小菓子。美しい紫色の球体の中は、エルダーフラワーのジュース。
■アップ

下から見上げると、本当にホタルがいるよう。キレイ!
■「線香花火」

本物の線香花火と、先端がパチパチキャンディーになってて食べれる線香花火。本物は、最後にお土産でもらえます。
■食後のお茶

ハンドドリップで丁寧に入れる煎茶。一煎目と二煎目をわざと比較のために並べて飲む。色も香りも違う。