代々木上原「Celaravird セララバアド」へ行く。
仲良くさせていただいている大好きなフレンチファンタジスタ、
「Celaravird セララバアド」で秋のコース。



本日も橋本シェフの料理の様子が間近で見れる
限定2席の特別席で食事をさせてもらった。
料理をしてる姿が見れると、より一層食事が楽しくなるが、
特に「セララバアド」の料理は、美術で絵を描いてるようでもあり、
理科で実験をしているようでもあり、すごく特殊なので、
近くで見れるのは他店以上の楽しさと特別感がある。

食材も、味も、温度も、色も、香りもすべてが秋仕様。
「セララバアド」の秋を満喫させてもらった。










途中出てきた「スケット」という料理。
スペインの魚介の煮込みをアレンジしたものだそうだがが、
濃厚な魚介出汁がめちゃくちゃ美味しくて、何杯も食べたくなる味だった。


アーモンドとチョコで作った食べれる松ぼっくりも、
「セララバアド」らしくてかわいかったな。

思えば、前回の夏のコースからもう3か月が経ったのかー。
「セララバアド」には、必ず春夏秋冬でお邪魔しているので、
私の中では「セララバアドに行く=季節が変わった」という図式があって、
変わる季節の準備をするかのような感じでもあり、
次の季節を食べれる絵本で楽しんでいる感じもあり、
とにかく「セララバアド」は私にとっても特別感のあるレストランだ。
■「Celaravird セララバアド」
http://www.celaravird.com/
■今日のカメ
■「セララバアド」

小田急線「代々木上原駅」もしくは「代々木八幡駅」から徒歩12分ほど。駅から離れた閑静な住宅街の中にあります。
■店内の様子

基本はテーブル席で、限定2席のカウンターは料理が間近で見れて、シェフともお話ができる常連さん用。
■メニュー

落ち葉の中に本日のメニューが隠れてます。
■1品目

「イケバナ」という名前の料理。
■アップ

枯れ枝にそっくりなクラッカーの周りに、和歌山県産生ハムが巻かれています。
■ドリンク①

ノンアルコールでペアリングをしました。オーガニックキウイの搾りたてジュース。
■2品目

「オブジェ」という料理。米粉に青海苔をまぶしたスナック感覚の前菜。
■3品目

二酸化炭素を注入して炭酸が入ったマスカットと、マスカットジュレ。
■3品目

「森の朝」という料理。コケに見立てた、液体窒素で固めたアボカドとピスタチオのムース。ドライアイスにひのきの香りが付いてて、まさに森の朝が再現されています。
■ドリンク②

松の葉で風味付けされたジェニファーベリーのジュース。森林浴を飲んでいる感じ。
■4品目

「落葉の森」という料理。豚が落葉の森でトリュフを探している様子が料理になっています。食べられる絵本。
■アップ

トリュフに見立てているものは豚足コロッケ、豚はクラッカーで出来ています。
■パン

「セララバアド」の絶品パン。香り良く、外はカラッと、中はモッチリ。ホント美味しい。
■5品目

「スケット」というスペインの魚介の煮込み料理をアレンジしたもの。真ん中には甘いホタテ。魚介の濃厚な出汁がとても美味しかった。超好み。
■ドリンク③

人参とオレンジとパッションフルーツのジュース。
■6品目

キノコと大麦のリゾット。上には牛ハツのカツレツが乗ってます。これも美味しい!
■ドリンク④

梨のジュース。わざと塩味を強めに効かせてて、個人的に好きな味。スイカも塩を振る派なので。
■7品目

丹波黒鶏のボイルとローストの2種。下に、藁をいぶした煙が詰まっていて、瞬間燻製されています。ほおづきが付け合わせ。
■8品目

セレ豚のローストと、紅玉のピューレ。セレ豚がめちゃくちゃ甘くて、美味しかった!
■ドリンク⑤

玉露とザクロを合わせたジュース。ザクロのほのかな甘みと、玉露の渋みもあって、不思議な味わい。
■9品目

「サルベージされた月」というデザート。柿のジュースが詰まった球体状のジュレ。
■10品目

パリパリの栗のシートの下に、どんぐりで作った優しい甘味のアイス。
■11品目

4種の食後の小菓子。
■アップ①

サーカスの缶の中身。ジャスミンティーのマカロン、栗のマドレーヌ、オリーブオイルのグミ。
■アップ②

チョコとアーモンドで作った、食べれる松ぼっくり。
■ドリンク⑥

ハンドドリップでじっくりと出す玉露。左が1煎目、右が2煎目。同じお茶なのに、色も、香りも、味も全然違う。