東松原「鮨 なが井」へ行く。
全国各地の鮨を食べ尽くしているグルメな知り合いの方のご招待で、
東松原にある「鮨 なが井」へ。
井の頭線はよく使っているが、東松原駅は初めて降りた!


東松原自体、駅前に小さな昔ながらの商店街がある静かな町だったが、
さらにそこから路地裏に入ったところにあり、とても静か。
大将も女将さんもとてもいい方で、
カウンターのみの小さな店内もアットホームで居心地がいい。


まずは、福井のたけのこと、
九十九里のハマグリ、うるいの
春を感じる一品から。


2品目は、子持ちヤリイカ。
柔らかくて、すごく美味しい。

3品目は、豪華6種の前菜の盛り合わせ。
ながすクジラに、三重のサバ、千葉のタコ、など。




4品目は、志摩の穴子。
黄色い長方形のものは、ウニを練り込んだ自家製のウニチーズ。


5品目は、淡路の鯛。
中にはおめでたい赤飯が入っている。
おめで「鯛」で「赤飯」なのかなw。上品で優しい味。


6品目は、かぶと玉ねぎのすり流し。
この後、にぎりに入るので、お口直しも兼ねて。

ここからは、にぎり。
まずは、青森県産めばるの昆布締め。
いい香りがして、とても美味しい上、この美しいビュジュアルに感激。

マグロ漬けは、なんとボストン産。
この手のお寿司屋さんで海外産のマグロをいただいたのは初めてだが、
今、すごくボストン産がいいらしい。確かに、美味しい。

続いて、佐賀のこはだ、愛媛の赤貝、石川のイワシ。
ちなみに、こはだにこうやって飾りを入れるところがあるが、
これは食べやすさとかではなく、大将の好みらしいw。



ボストン中トロに、車海老、ウニ。
ウニは海苔とウニの味を楽しむために軍艦ではなく、
あえて、オープンな手巻きにしているとのこと。
確かに、グルっと周りに海苔が巻かれてると海苔の味を感じないけど、
こんな感じでフワッと乗っていると、磯の香りがすごくする。



最後は、つめと塩の2種の穴子で〆。


・・・〆のはずが、大将からお代わりタイム宣言があったのでw、
まだ食べていなかったイカとのどぐろと、
ここ「なが井」だけでしか食べられない特製ネギトロを。
もう色だけでも普通のネギトロじゃないことが分かるが、
めちゃくちゃフワフワで、すごく美味しかった!!



はまぐりのエキスたっぷりのお椀と、
デザートはいちごと甘酒のムース。


東松原、こんないいお寿司屋さんがある町とはなあ・・・驚いた。
つまみから、にぎりまで、どれもとても丁寧に作られてて、美味しかった。
いま、大将の体調が万全ではなく、営業日を限定されているそうだが、
また機会があれば、ぜひお邪魔させていただきたい。
■「鮨 なが井」
http://r.goope.jp/sushinagai