阿佐ヶ谷「じゅうぞう」へ行く。
最近、鮨グルメ界の中で、たびたび名前を聞く阿佐ヶ谷「じゅうぞう」。
知り合いの方が貸し切り会を開くとのことで、お邪魔させてもらった。


中央線らしい雰囲気を醸し出す阿佐ヶ谷北口の飲み屋街を通り、
焼鳥屋、おでん屋、ワインバーなど、
賑やかなお店を通った一番奥にひっそりと佇む小さなカウンター鮨。

鮨は、つまみも、にぎりも食べれるおまかせコースが8000円で、
それ以外に日本酒などは各種取り揃っていて、
お腹いっぱい食べて飲んで、1万円ちょっとで楽しめる。


1品目は、マグロのすき身。
上には、あおさと、黄身醤油がかかっている。

つまみとにぎりが交互に出てくるスタイルで、
2品目は真鯛、3品目はさよりのにぎり。
付け合わせの新キャベツを自家製発酵させた浅漬けのおしんこも美味しかった。



4品目はすみいかの肝、5品目は柔らかいタコ。


6品目は、にしんの白子。
単品だとかなり濃いので、酢飯と和えているそう。

7品目はトリ貝、8品目はサバのにぎり。


9品目は、赤貝の味噌和え。
赤貝をこんな感じで和えて出してもらったのは初めて。

10品目は、大トロ。
脂がしっかり乗ってて甘味あるので、
わさびたっぷり乗っててもあまり辛さを感じない。

11品目はアナゴの肝、12品目はウナギの出汁卵とじ。


13品目は、ウニ。
海苔の香りと、ウニの甘味をどちらも感じられるように
軍艦にはしないで、オープンサンドにしているのだそう。

面白かったのが、14品目の車海老。
普通、頭と尻尾が出てて、細長い形状をしているのだが、
「じゅうぞう」では、口当たりを考え、食べやすいように、
頭と尻尾が中に折りたたまれている。
なので、ちゃんと1本分の海老が入ってるのだが、コンパクト。


15品目の〆はアナゴ。
お椀は、バイ貝や白みる貝で出汁を取ったお吸い物。


最近とても人気で予約も取りづらくなっているらしいが、
阿佐ヶ谷の飲み屋街で、こんな本格的なお鮨が食べられるのは素晴らしい。
■「じゅうぞう」
http://jyuzo.jp/