池袋「かぶと」へ行く。
日本一と言っても過言ではない、
全国に名前が知れ渡る鰻の名店「かぶと」へ。
去年の秋に行って以来、1年間待ちに待ったこの日到来!!

今回は私がいつもお世話になっている人達4名をお誘いして、
大将目の前のアリーナカウンター席を5人で陣取る。
晴れの良き日に、それぞれが飲みたいもので乾杯。
まずは、私はくくみ酒から。




大将の鰻捌きと焼きを見ながら、豆腐を食べて、串を待つ。
いい香りがしてきて、至極幸せなひと時。





まずは、鰻の頭である、えり焼きのタレから。関東風。


続いて、えり焼きの塩。関西風。

続いて、一番鰻で美味しいという
腹びれや背びれを巻いたひれ焼き。

「かぶと」名物のまだ動いている鰻の心臓。
心臓は取り出して10分ほどで止まるので、
動いているのを食べれるのは捌きたて、新鮮である証拠。
苦いので丸飲みするのだが、すごく貴重な体験。
色々行ったけど、心臓食べさせてもらえる鰻屋さんは「かぶと」だけだなあ。

胃、小腸、肝臓など色々巻き込んだ肝焼き。
残念ながら、私は苦手なので、写真だけ。

日本酒が止まらず、ぬか漬けつまみながら、追加。


本日は養殖鰻だけでなく、天然鰻の入荷もあったので、
大将が天然うなぎを捌き始める。
太さ、色(養殖は青いけど、天然は黄色い)、勢い、香り、
すべてにおいて違う。


「かぶと」恒例の鰻の生首嗅ぎ比べw。
左の養殖鰻はやや生臭いが、右の天然鰻は自然の香りがする。
魚の匂いではあるが、天然はあまり嫌な匂いじゃなくて、
生首も最後まで元気に動いていたりする。

鰻のミニ蒲焼と、しっぽの部分。
鰻の肝臓は、1つ1つが1匹分なので、1串で10匹分ほどの貴重なもの。




いよいよ白焼き、登場!!
大将がお客さんの分の大量の串を作って、焼いてくれている。



こちらが養殖。
脂が乗っていて、何の違和感もなく、普通にすごく美味しい白焼き。

こっちが天然。
天然は入荷が少ない貴重なものなので、5人で少しづつ分ける。
手前が静岡、奥が岡山。養殖よりもサッパリしていて、弾力がある。


そして、フィナーレ。
待望のかば焼き登場!!!
養殖は1人1本、天然はみんなで少しづつ。
かば焼きの神様、かば焼きの最高峰。
この照り、たまらん!!!



実に1年待ったかいのある美味しいかば焼きだった。
心からありがとう、「かぶと」さん。


■「かぶと」
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13016660/