渋谷「熟成鮨 万」へ行く。
最初から最後まで熟成士が熟成したネタを使う、
渋谷の熟成鮨の名店「熟成鮨 万」で親友と食事。
偶然、早い時間帯が空いていて、
親友とゆっくり熟成鮨を堪能させてもらった。

1品目は、東京野菜の大蔵大根と、
あん肝を使った味噌煮。
とても優しい味わいで、好み。



2品目は、松葉ガニと八王子生姜のかぶら蒸し。
松葉ガニが甘味あって、とても美味しい。


早速、熟成鮨へ。
まずは大将の名刺代わりのシャリと、
食べたら止まらなくなる絶品の自家製ガリ。
シャリと海苔だけで、もうすでに美味しいw。


三厩(みんまや)の14日熟成した中トロと赤身づけ。
色も香りも味も、普通の中トロや赤身と全然違う!


大間の大トロは36日熟成。
大トロはどうしても脂のイメージがあると思うが、
36日熟成した大トロは見事に脂の旨味だけ残ってて、
軽くて、サッパリ食べられる。

9日熟成の天草のこはだと、
10日熟成の江戸前のさより。


くちぐろという石鯛の仲間の海苔あん焼き。



7日間熟成の鹿児島県出水のアジ。

10日熟成のケンサキイカと、
18日熟成の太刀魚。


11日熟成の長万部の北寄貝と、
同じく11日熟成の八戸の鯖。
熟成させた北寄貝は、貝独特の磯のクセが全くなく、
まろやかで甘くて、めちゃくちゃ美味しい。


甘くてプリプリのウチワエビを、
ライスペーパーで巻いて揚げたもの。これも美味しい!!
上にはカラスミ塩。



22日熟成の羅臼のブリ。
熟成した魚は捨てる部分が多く、
左が食べれるところで、右が捨てちゃうところ。
捨てちゃう部分の方が多いけど、
それだけに本当に美味しいところだけが残る。


13日熟成のかわはぎと、
35日熟成のすじこ。


19日熟成ののどぐろと、
11日熟成の長崎対馬の穴子。


熟成した甘鯛のすり身を使った玉と、
かんぴょうと赤出汁。



コースはここまでだが、どうしても食べたくて、
6日間熟成のボタン海老を。
独特のネットリさと甘味がたまらない。

鮨を食べた後は、必ずコーヒーとか紅茶で口直ししたくなるが、
「万」の熟成鮨は、熟成の前に毛細血管まで血抜きされてて、
魚独特の臭みが一切ないので、そのままでもいられる。
ホント不思議なお鮨。
■「熟成鮨 万」
http://www.yorozu-sushi.com/wp/
by meshi-quest
| 2018-12-21 08:08
| 渋谷・神泉