六本木「HAL YAMASHITA 東京」へ行く。
懇意にさせてもらっている山下シェフの新和食、
「HAL YAMASHITA 東京」へ。

最近六本木にあまり来ることがなかったので、
かなり久しぶりの「HAL YAMASHITA 東京」。
久しぶりにも関わらず、マネージャーの緒方さんをはじめ、
スタッフの皆さんがとても親切に変わらず接してくれたのが嬉しかった。


黒松コース(12800円)と、
冬季限定でやっているというトマトすき焼きを別注で。
まずは、お気に入りの長野県産紅玉りんごジュース。
甘味がスッキリしてて、くどくなく、食事とも合うりんご。

コース1品目は、ボタン海老を大吟醸でマリネした前菜。
上から凍らせたフォアグラを削ってかけている。


2品目は、鶏レバーパテの最中。
「HAL YAMASHITA 東京」印のかわいいパッケージ。
中の最中の中に、
黒糖焼酎と黒糖で作った鶏肝とレバーのパテが入ってる。
すごく食べやすいパテで、お酒が進む味。



サクサクの自家製パンは、
特製のクリーミーなソースに付けていただく。

3品目は、紀伊長島直送の海鮮カルパッチョ。
シマアジ、中トロ、イクラなど。
ソースはサッパリとした柚子醤油。


4品目は、「HAL YAMASHITA 東京」山下シェフのスペシャリテ、
神戸牛の雲丹巻き、スモークキャビア乗せ。
言うまでもなく、極上、かつ、絶品。


5品目は、有機干し椎茸とお米のポタージュ。
椎茸の香りが濃厚で、すごく美味しい。私のお気に入りのメニュー。

6品目は、秋鮭のほう葉焼き。
味噌仕立ての秋鮭をほう葉ごと瞬間スモークしているので、とてもいい香り。




7品目は、炙り〆鯖ときゅうりを使った一皿。
ソースは、ブルーチーズとガーリックを使ったもの。


8品目のメインディッシュは、神戸牛の炭火焼き。
ソースは、バルサミコ酢を使った酸味と甘味のあるソース。


9品目は、「HAL YAMASHITA 東京」で人気という
冬季限定の神戸牛のトマトすき焼き。
コースとは別に注文。


元々、「HAL YAMASHITA」シンガポール店がやっていたメニューらしく、
割り下が入った鍋に馴染みのない海外のゲストに対して、
鍋側ではなく、割り下を付けるタレの方にもってきてるのが特徴。
なので、鍋自体は、白出汁で神戸牛とトマトと野菜を煮る。



決してまずくはないのだが、
残念ながらトマトすき焼きという名前から来るワクワクは超えなかった。
割り下が私にとってはかなり甘かったのと、
白出汁で煮込んでしまってるため
神戸牛やトマトの旨さが薄まり、あまり感じられなかった。

10品目は、舞茸ご飯のセット。
炊き込みご飯はかなり楽しみにしてたけど、これは普通かな。


11品目のデザートは、
ブランデーでマリネした干し柿の入ったティラミス。


12品目は、鳴門金時を使った自家製スウィートポテト。
甘さ控えめで、金時の風味も良く、美味しいデザート。



全体的にとても美味しく、品数も多い、満足なコースだが、
後半のメインやご飯がちょっと期待と違っていたかな・・。
前半の前菜などはどれも美味しく、すごく期待感が高くなるので、
そのまま後半も盛り上がって走り抜けて終わるコースになると、さらにいいなあ。
■「HAL YAMASHITA 東京」
http://www.hal-yamashita.com/jp/
by meshi-quest
| 2018-12-25 08:08
| 六本木・麻布・赤坂