池袋「かぶと」へ行く。
2019年の鰻初めを、
東京一、いや日本一と言っても過言ではない、
池袋にある予約の取れない名店「かぶと」で迎えるこの幸せ。
しかも、店内に1つだけある小上がりの座敷席で、
鰻を味わうにはこの上ないシチュエーション。


しかも、冬は寒くて動かないため、なかなか取れない天然鰻の入荷があり、
1月から3月くらいまではほとんど養殖しか出せないというところ、
本日は、天然と養殖の食べ比べも出来ることに。超ラッキー。
まずは、養殖のえり焼き(たれ)から。

続いて、養殖の頭(塩)とひれ焼き。
ひれ焼きは、尻尾、腹びれ、背びれを巻いたもの。


名物の鰻の心臓の丸飲み。
ドクドク、ちゃんと動いてる!!
動いている心臓が出せるのは、
お客さんが揃ってから生きている鰻を捌いている新鮮な証拠。
心臓は苦いので噛まずにそのまま飲み込む。


養殖の鰻の肝。
肝は苦手なので、写真だけ・・・。

いよいよ、天然鰻の登場!
冬のこの時期の鰻は海に出る前の鰻で、
全体的に黒っぽくなり、「下り鰻」「銀鰻」と呼ばれているそう。
まずは、天然の頭から。

天然のひれ、バラ身。
天然物は貴重で数が少ないので、2人で1本を分け合う。

天然の肝とレバー。


養殖の白焼き。
臭みは一切ないので、わさび醤油など使わず、そのまま塩でいただく。
養殖でも十分すぎるほど美味しくて、あっと言う間に食べ終わる。


食べ比べで、こちらが天然の白焼き。
見た目からして、厚み、色、弾力、全てが違う!
もちろん天然だから必ず美味しいというわけではなく、
天然だからこその風味の違いがあり、味にバラつきがあるが、
今日の天然は、ここ最近の「かぶと」で食べた天然の中でピカイチだった。


そして、最後に蒲焼きの食べ比べ。
写真の左側2枚が養殖、右の縦の1枚が天然。
養殖も脂が乗っててすごく美味しいのだが、
天然は旨味と脂のバランスが良く、弾力があって、めちゃくちゃ美味しい!



あまりの蒲焼きの美味しさに、ご飯をお代わりしてしまうほどw。
蒲焼きには、やっぱり白飯だよねー。
幸せな2019年の鰻の幕開けだった。



■「かぶと」
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13016660/