京都「一の傳 本店」へ行く。
西京焼きという食べ物が大好きで仕方がない。
よく私が聞かれる質問の「最後の晩餐」には、
「銀だらの西京焼きと白飯」と答えている。
西京焼きのお膝元・京都にやってきたので、
当然、朝から絶品西京焼きを食べたくて、
京都・柳馬場通りにある西京焼き専門店「一の傳」本店へ。
1階が西京焼きの販売、2階が食事処となっており、
大人気店なので、数週間前から予約必至。
出張が決まったその日、東京から予約をしておいた。

完全予約&時間制で入店時間も退店時間もきっちり決められており、
席の準備が出来るまで、待合室で名前が呼ばれるのを待つ。


2階の客席はこんな感じ。テーブル席と座敷がある。


食事は、コースのみで、メインに西京焼きが出てくる。
まずは、前菜の盛り合わせから。
「一の傳」の「一」の漢字をかたどった器だそう。
雲丹茶碗蒸し、ホタルイカの沖漬け、若桃酢漬け、蟹寿司など。



2品目は蛤真薯のお椀。
蛤とカツオの優しい出汁が出ていて、とても美味しい。


3品目は、鯛のみぞれ仕立て。
ふんわり揚げた鯛に、大根おろしのみぞれの組み合わせで、美味しく出来てる。


いよいよ4品目のメインディッシュ、
銀だらの西京焼きキターーーーー!!
しかも、今回は特別な銀だらで、「穀熟 銀だら」というもの。
穀熟は、従来の製法の約7倍の時間をかけて熟成させた西京味噌で、
そこに最上級の銀だらを漬け込んだ、まさにキングオブ銀だら西京焼き。

この色、香り、火加減、ツヤ、引き締まってて崩れない身。
どれをとっても完璧な銀だら。
家で焼くと、どうしても味噌が焦げたり、火加減が微妙で完璧にならないんだよね。

西京焼き一番美味しく食べれるように選ばれた最強の白飯も、
そのままで食べても甘みがあって、水加減も抜群で、とても美味しかった。



食後はマンゴープリンと別注の一保堂の抹茶。
こんな美味しい西京焼きを食べれて、幸せな1日の始まり。

■「一の傳 本店」
http://www.ichinoden.jp/