池袋「かぶと」へ行く。
本日7月27日は土用の丑の日だそうで、
メシクエでもうなぎのお話。
うなぎと言えば、やっぱりココ!!
日本一と言っても過言ではない
予約の取れないうなぎの名店「かぶと」。
本日は予約の関係で、珍しく17時からの早い会にお邪魔することに。
夏だから17時でも全然外は明るいや。

大将の絶品うなぎが焼き上がるのを、
くくみ酒と冷奴で待ちながら、ここで土用の丑の日の小話をw。


うなぎは万葉の頃から日本では食べられていたそうだが、
土用の丑の日は江戸時代に平賀源内さんが
うなぎ屋のご主人から夏の売上が下がる悩みを相談されて、
「うなぎを食べると夏バテに良い!」ということを謳ったことで流行ったそう。
日本初のコピーライティングとしても有名な話。
実際うなぎはビタミンAやBを豊富に含み、疲れを癒す効果があるが、
実はうなぎの一番美味しい旬としては、
冬ごもりのために栄養を蓄える秋で、夏ではない。
さらに、昔は栄養不足に栄養あるうなぎで疲れが取れたが、
最近の研究では、現代人は栄養過多なので、
疲れている原因が栄養ではなく自律神経の失調であり、
うなぎで疲れを癒していた時代とは違うという発表もあったりする。

面白いもんだなーw。
でも、時代が変わってもやっぱり美味しいものは美味しくて、
栄養がどうであろうが、美味しければそれで良し!!
いい香りが店内に充満し、そろそろ大将のうなぎが焼き上がってきた!
えり焼きは関東風のタレの蒸し焼きと、関西風の塩の蒸さずに焼く2種。
ひれ焼きは、うなぎのしっぽや腹ビレなど、
一番美味しいとされるところを巻き込んでたれで焼いたもの。



本日は浜名湖から天然うなぎの入荷あり!
天然と養殖の食べ比べ、決定!!


明らかに違う天然うなぎと養殖うなぎの首の太さ!
生首になってからもうなぎは生きてるが、天然は元気いっぱいで、
香りも天然の方は草っぽい、川っぽい香りがする。

名物のうなぎの心臓の丸飲み。
今年ももうすでにだいぶ「かぶと」さんで心臓飲んでるな、私w。

天然のえり焼き、ひれ焼き、くし巻き(尻尾近くの身)。




そして、いよいようなぎのメインディッシュへ。
大将の仕事に目が釘付けw
白焼き、キタ――(゚∀゚)――!!




こっちが天然。

こっちが養殖。お酒が進む。

最後は蒲焼の登場!!待ってました!!


こっちが天然。

こっちが養殖。

幸せなうなぎをいただいた。
いいビジュアル。
いい写真が撮れる料理は、たいてい味もホント美味しい。



■「かぶと」
https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13016660/
by meshi-quest
| 2019-07-27 08:08
| 山手線その他