渋谷「EMME エンメ」へ行く。
仲良くさせていただいてる
ミシュラン1ツ星のフレンチの名店「LATURE ラチュレ」で
オープンから長年パティシエをされていた延命寺さんが独立されて作った
本格的なデザートが食べれるデセールBAR「EMME エンメ」。

クリスマス限定の
スペシャルアシェットデセールコースをいただいてきた。
まず1品目はアミューズブッシュから。
延命寺さんをはじめ、スタッフのパティシエさんみんなが
レストランパティシエ出身で、レストランで学ぶ最初の料理が
パティシエであってもアミューズから入るらしく、
なので、美味しいアミューズが作れるのだそう。

グージュエルというシュー生地に豚のリエットを挟んだもの、
自家製ブリオッシュに自家製のベーコンとマヨネーズを挟んだもの、
帆立、マッシュルーム、菊芋のタルトレットの3種。
どれも美味しいが、特に自家製ブリオッシュのミニサンドウィッチは絶品だった!





2品目は、愛媛県の温州みかん「宮川早生」と春菊の
クリスマスリース風アシェットデセール。
リースには皮ごと食べられる柔らかくて超甘い「宮川早生」とヨーグルトのソルベ。
リースの真ん中にはほのかに甘味がある春菊のピューレ。
こんなに春菊が美味しいと思わなかったw!



3品目は、いちごとお米を使ったリオレ。
リオレとは西洋風の牛乳がゆ。「リ」が米、「オレ」が牛乳。
栃木県村田農園の絶品とちおとめに、中にリオレ。
上には米のポンポン菓子と、ローリエの風味をアクセント。
牛乳がゆと聞くと、ちょっと日本人には馴染みがなく、
若干敬遠する人もいそうだが、甘さも控えめで、
ライスプティングを食べてる感覚で、とても食べやすい。


4品目は、根セロリのポタージュ。
バターたっぷりの自家製クロワッサンと共に。
デザートの間の、ちょっとした箸休め。



5品目は、「トゥルト」というパイ包み焼き。
通常は中に肉や魚が入っているが、
「エンメ」では中にりんごを入れて、タルトタタン風に。
通称「トゥルトタタン」。
周りには生落花生を使ったまろやかなソース。


和紅茶を使ったロイヤルミクルティー。
この和紅茶が烏龍茶を作るような製法で作られてるそうで、
いわゆる紅茶ではなく、ほうじ茶ミルクティーを飲んでる感じ。

6品目は、3種の小菓子。
左からカカオのポロボロン、
焼き立てのフランボワーズフィナンシェ、
スパイスとドライフルーツのシュトーレン風マカロン。

「エンメ」でしか味わえない、唯一無二のデザートクリスマスコース。
全部デザートだが、ちゃんと甘さのコントロールがされてるので、
6品食べても重くなく、甘さに飽きることなくいただける。
あっと言う間に予約で満席になるのも納得の内容。
■「EMME エンメ」
https://www.emme-wine.com/