浅草「ナベノイズム」へ行く。
ミシュラン2ツ星獲得の
浅草フレンチの名店「ナベノイズム」へ。
オーナーシェフの渡辺雄一郎シェフは、
ミシュラン三ツ星獲得のジョエル・ロブション元総料理長だった方で、
「ナベノイズム」は日本国内でも最も注目されてるレストランの1つ。


テーブルセットはこんな感じ。
お店は隅田川沿いにあり、窓からはスカイツリーの夜景が見える。


まず1品目はアミューズの盛り合わせから。
日本を感じさせる器や盛り付けで、
最初のアミューズからしてここでしか味わえないワクワク感がある。


料理も日本、さらには「ナベノイズム」がある浅草を感じさせるものになっていて、
浅草「壽々喜園」のほうじ茶と丹後の京人参を組み合わせたスープ、
浅草の雷おこしとアンチョビバターを組み合わせたもの、
リヨン伝統ソーセージとプラム、
燻製の鴨ハムとイチゴやピスタチオを組み合わせたものなど個性豊か。




バゲットがちょっとビックリするくらい美味しくて、
パンが止まらずに、お代わりまっしぐらだった。
フランス食材「アルカン」のブラドールというバケットとのこと。
久しぶりにこんな美味しいバゲット食べたなあ。

2品目は、両国江戸蕎麦「ほそ川」のそば粉を使った
「ナベノイズム」特製の冷たいそばがき。
「奥井海生堂」蔵囲いの2年物の昆布ジュレとたっぷりのキャビアと共に。



3品目は、北海道甘海老と愛媛の「紅まどんな」の組み合わせ。
アボカドのフォンダンに、カブや春菊、ミモレットチーズなど。
ソースはカレー風味のクリーミーなソース。


4品目は、鱈を使ったブイヨンのココット。
めちゃくちゃスープが美味しくて、一気に完食w。
中には鱈のコンフィと白子と黒トリュフ。
左はパセリを使ったスポンジパン。
スープに吸わせてもいいが、ほんのり甘味があって、そのままで美味しい。



5品目は、創業150年の老舗「木村屋本店」の人形焼きと、
フォアグラV.C.C焼きの組み合わせ。
付け合わせには紅玉のキャラメリゼと、
フォアグラの上には紅玉を使ったゼリーシートが被されている。



6品目は、渡辺シェフのスペシャリテで
山口県萩直送の釣り甘鯛のうろこ焼き。
高知県100年枯木ゆずのナージュ仕立て。



7品目は、蝦夷鹿のロース肉のグリル。
付け合わせには柿のソテーや栗のピューレなど。


8品目は、いちご「とちおとめ」のコンポートと、
ハイビスカスのシャーベット、ココナッツのムースの組み合わせ。


9品目は、フランス・ヴァローナ社のショコラを使った
「タルト・ショコラ・モデルヌ」。
黒ゴマのサブレと黒トリュフのソルベと共に、濃厚で大人な味。


10品目は小菓子の盛り合わせ。
浅草のランドマーク・アサヒビールのオブジェを彷彿とさせる、
気になる金の玉の正体は、
なんと飴細工のクレームブリュレw。



しみじみと日本は豊かで素晴らしい国だなと思わせてくれる
日本の「ナベノイズム」でしか味わえない素晴らしい料理の数々だった。
さすが、日本で最も注目されているフレンチレストランの1つ。
値段以上の美味しさと幸せをくれる。
帰りに、「ナベノイズム」特製万能ソース(2000円)を買った。
卵かけご飯から炒め物、しゃぶしゃぶのたれまでに変化するソース。
まだ使ってないが、食べるのが楽しみ。

■「ナベノイズム」
http://www.nabeno-ism.tokyo/