外苑前「L'EAU ロー」へ行く。
外苑前にある人気フレンチ「L'EAU ロー」でディナー。



メニューには料理名は書かれておらず、
その料理に使われている食材やキーワードだけが書かれてて、想像力がかき立てられる。


まず1品目は、ジオラマのようなアミューズから。
今回のコースで使われる肉の皮や筋、野菜などを掛け合わせた出汁。
めちゃくちゃ美味しくて、どんなにすごい食材が使われてるのか
出汁を飲んだだけでもワクワクする。


2品目も、さらに手の込んだジオラマのようなアミューズの盛り合わせ。
メニューでは「花水木土」という名前になっていて、



これが「花」。
食べられる花とハーブとジャガイモの組み合わせ。

これが「水」。
アオサと菜の花を蛤のジュレで雫のように閉じ込めたもの。

これが「木」。
1つだけ食べられるドングリがいて、
フォアグラとカカオで出来ている。

最後は「土」。
牛タンとほうじ茶と牛蒡で出来ている。

3品目は、佐賀牛とイワシのタルタル。
大葉のチップスとトマトのガスパチョの組み合わせ。



4品目は、桜のチップで瞬間燻製した鰻の白焼き。
中には甘みある菊芋も入ってて、ものすごく好みの一品。


パンは、自家製の発酵バターで。
この発酵バター、なんと中に「ベジマイト」が練りこんであって(笑)、
生まれて初めてベジマイトがまともに食べれて、美味しいと思ったw。
オーストラリアに一度でも行ったことがある人なら知っている
凶悪な異臭を放つことで有名なパンのお供「ベジマイト」。
私はオーストラリア留学中に何度試しても、一度も美味しいと思えず、
オージーはなんでこんなもの食べてるんだろ?と思ってたのだが、
そうか、発酵バターに練り込むとこんなに美味しくなるのか!!
これは一食の価値あり!


5品目は、北海道産アスパラガスのフリットとサザエのラグー。


6品目は、和歌山の金目鯛。
おかひじきと緑米のチップスの組み合わせ。


7品目は、七谷地鶏のむね肉ともも肉。
インカのめざめのクロケットやズッキーニが付け合わせ。


8品目は、3種のチーズと枇杷のデザート。
ルバーブやエルダーフラワーのジュレと共に。


9品目は、さくらんぼとブランデーのメレンゲ。
下にはピスタチオのパウンドケーキとグリオットチェリーと共に。


最後は3種の小菓子。
抹茶ムース、ハイビスカス、生キャラメルの3つ。
これもジオラマみたいでカワイイ。
すごく手が込んでて、見てるだけでもワクワクする、
丁寧で美味しいフレンチだった。





■「L'EAU ロー」
https://leau.tokyo/