赤坂「赤坂 おぎ乃」へ行く。
「京都嵐山吉兆」や「銀座小十」といった
有名日本料理店で修行された荻野聡士さんの人気日本料理店「赤坂おぎ乃」。
季節感溢れる美しくて、美味しい料理をいただきたくて、
ここ最近、ほぼ毎月お邪魔させていただいてる。
https://www.facebook.com/akasak.ogino/
赤坂「赤坂 おぎ乃」へ行く。片岡鶴太郎さんの三男で、 「京都嵐山吉兆」や「銀座小十」といった 有名日本料理店で修行された荻野聡士さんの人気日本料理店「赤坂おぎ乃」。 季節感溢れる美しくて、美味しい料理をいただきたくて、 ここ最近、ほぼ毎月お邪魔させていただいてる。 テーマは秋のお月見。 熊本県の大きな大きな松茸と、 長寿を願って菊酒で一献。 本日の日本酒は新潟県村祐酒造の「村祐」。 杯の中に菊の花びらも入っている。 1品目は、オナガダイの昆布締めから。 上にはバフンウニをたっぷりと、長芋やアサツキなど。 梅干しと合わせた煎り酒でいただく、さっぱりとした前菜。 今日の私の料理のお供は「十四代」。 いつ飲んでも美味しいなあ。飲みやすい。 2品目は、炊いた穴子。 加賀蓮根餅と新銀杏の組み合わせ。 3品目は、一番出汁とクエを使ったお椀。 中には最初に出てきた熊本の大きな松茸とかぶらも。 めちゃくちゃいい香り!そして、体に染み渡る美味しい出汁! 4品目は、お月見のお供えにちなんで 巨大な里芋の葉に乗せたお造り。 旬の秋刀魚、真鯛、車海老の組み合わせ。 もう1つのお造りは、本鮪の大トロ、中トロ、赤身。 濃厚な黄身醤油と海苔の佃煮でいただく。 5品目は、炭火で焼いた鰻とむかごの飯蒸し。 「おぎ乃」さんの鰻は皮はパリッとしてて、中はふっくら、香りも良く、 普通の鰻専門店で出してくれる鰻よりも、ものすごく美味しい。 6品目は、秋草を眺めながらのお月見八寸。 本当に秋の夜に縁側に座って、優雅に秋草を見ているかのような気分。素敵。 八寸の中身は・・・ ・「月とスッポン」で、月に見立てたスッポンの茶碗蒸し ・兎の器の中にはタラの白子 ・松茸と江戸三つ葉のおひたし ・天然キノコとこのわたのかぼす釜 ・きぬかつぎのから揚げ ・柿と豆腐の白和え ・丸十(サツマイモの別名)の甘露煮 など、秋の食材をふんだんに使った豪華な組み合わせ。 7品目は鱧松。 鱧と松茸は旬な季節も近く、相性も良いことから 一緒に料理に使われることが多いので、 日本料理の世界では「鱧松」(はもまつ)と呼ぶのだそう。 なんか通っぽくて、カッコイイw。 8品目は、のどぐろの味噌幽庵焼き。 以前、大将の荻野さんが料理のコンテストで披露し、評価が高かった料理なのだそう。 上には甘栗を削って、チーズのようにふんわりかけてある。 味噌幽庵と栗の組み合わせがめちゃくちゃ素晴らしい。美味しいなあ! 個人的に栗は好きだが、そのままの塊よりも 何か加工されている方が好きなので、この削った栗もかなり好み。 この時期、どこの日本料理店も旬の栗を使ってくるが、 こういう栗の使い方はさすがに荻野さんの唯一無二の料理。 9品目は、甘鯛の小鍋。 中には毛蟹とワタリガニの真薯と、上には天然キノコの餡掛け。 2種の蟹の真薯もめちゃくちゃ美味しかったなー。 10品目の〆のご飯の1つ目は、 巨大な松茸を使った松茸ご飯。 なんだろ、この松茸(笑)。 荻野さんが手に持つと、松茸がどれだけ大きいか一目瞭然。 1日でこんなに国産松茸を食べるのは後にも先にも今日だけかもしれんw。 しかし、よくここまで虫にも人にも食べられずに成長したなあ。奇跡。 そして、この松茸を炊き立ての土鍋ご飯に加えて、 少しだけ蒸らして、松茸ご飯の完成! ああ、酔ってしまいそうなくらいの豊潤な香り!! 副料理長の後ろでカメラ目線でちゃんと写ってくれている、 お茶目な荻野さんにも注目w。 もう1つの炊き込みご飯は、京赤地鶏の雌だけを使った 地鶏と根菜の炊き込みご飯。 鶏肉が柔らかくて、そのエキスもしっかりご飯に染み込んでて、これも美味しいなー。 11品目は、栗のアイスとほうじ茶寒天の組み合わせ。 甘さ控えめで、食後にちょうどいい甘味。 今回は、前回のお伺いから近い日程で予約を入れてしまってたので、 料理は1つ1つは全く違うものを出してくれていて、 いつ来ても楽しませていただいている。 今、私が大好きな日本料理店さんの1軒。 ◼︎「赤坂 おぎ乃」 https://www.facebook.com/akasak.ogino/ 「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 ■「メシクエLV34」インスタ
by meshi-quest
| 2020-11-09 08:08
| 六本木・麻布・赤坂
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