京都・東山「肉割烹ふたご」へ行く。
京都・東山にあるラグジュアリーホテル
「THE JUNEI HOTEL 東山」のメインダイニングになっている
肉割烹「ふたご」にお邪魔させてもらった。




1品目の先付は、
「肉割烹ふたご」のスペシャリテで、
和牛フィレとフォアグラの前菜。
下には奈良漬けとご飯が組み合わされている。
肉割烹だけあって、1品目から肉料理!


2品目の八寸は、和牛の彩り盛り合わせ。
和牛サーロインと雲丹の韓国海苔巻き、
ガツと胡瓜の和え物、
和牛の大葉揚げ、
和牛ネックと馬鈴薯の煮込み、など。
サッパリとした野菜や魚の組み合わせが多い京都の八寸にあって、
八寸もすべてが肉!


3品目の御椀は
「ふたごのおでん」という名前が付いてて、
和牛テールで取った出汁に、
聖護院大根、堀川ごぼう、金時人参、九条葱など
京都ならではの京野菜を色々と使った汁物。


4品目の焼物は、
和牛ローストビーフの食べ比べ。
和牛サーロインとロースの2種を、
岩塩、本山葵、ホースラディッシュ、煎り唐墨などの薬味で味わう。



5品目の強肴は、和牛のはりはり鍋。
白濁した牛骨出汁に、
和牛リブロース、柚子大根、水菜、湯葉などが入っている。


6品目はの焼物は、朴葉焼き。
和牛ハラミ、赤蒟蒻、万願寺唐辛子、銀杏、鮑茸など。
味噌がかなり濃くて、ちょっと飽きが来てしまうのと、
朴葉が皿出しになってて焼き続けてないので、
味噌が冷めてしまってるのが残念だった。


7品目の箸休めは、
和牛上ミノと海鮮酢の物。
和牛上ミノ、海老、帆立、大黒しめじ、法連草に、土佐酢の組み合わせ。


8品目の釜炊は、
肉料理に合わせて米マイスターさんが作ったブレンド米の釜炊き御飯と、
和牛三角バラのすき焼き。
最初からずっと肉が出てるので、
どれがメインディッシュか分からないくらいだがw、
これはメインディッシュとご飯が組み合わさってる感じ。
やっぱりすき焼きには白ご飯が合う!


9品目の甘味は、
「白い〇〇プリン」と季節の果物。
〇〇の部分は都度変わるそうで、
お客さんが食べてから何が入ってるか当てるようになってる。
今日の白いプリンはカフェ・オレだった。

京都には色んな割烹があるが、
前菜からご飯まで全て肉料理という割烹は珍しい。
ちょっと変わった京都の夕食を食べるのには良いと思うが、
ただ、最初から最後まで肉なので、あまり変化を感じず、
割烹コースの流れに緩急がないので、少し飽きが来てしまう。
全体的に味も強いのも、飽きが来てしまう要因かも。
「THE JUNEI HOTEL」の和風なラグジュアリー感を考えると、
こういうホテルに泊まる日本人のお客さんが
求めそうなものとはあまり合わないかな。
逆に、外人さんはすごく喜ぶだろうなあ。
■「肉割烹ふたご」
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by meshi-quest
| 2021-01-27 08:05
| 京都