中目黒「中目黒ないとう」へ行く。
懇意にさせてもらっている割烹「中目黒ないとう」さんで、
大将内藤さんのおまかせコースをいただく。
今年は出張もあって、年末年始を京都で過ごしていたので、お伺いできず・・。
東京に戻ってきてから、遅ればせながら、
特別にちょっとお正月感のある料理を出してもらった。



まず振舞は
香川の「讃岐くらうでぃ」。
ほんのり甘くて大人のカルピスという感じ。
大好きな日本酒で、見かけるとつい飲んでしまう。
「ないとう」さんでは振舞酒として出てくるが、
あまりに美味しいので、普通に飲むために注文してしまったw。


1品目の座付は、加賀蓮根蒸し。
金目鯛に、生姜の銀餡。
蓮根の甘味に、金目鯛の旨味が加わり、とても美味しい。


2品目の名物は、「ないとう」さんの胡麻豆腐。
毎度メシクエでも書いているが、
これまで食べた私の中のNo.1胡麻豆腐。
相変わらず、絶品。


3品目の油物は、とらふぐのから揚げ。
ふぐは上品な白身なので、
反面、揚げると特にあまり味を感じずらいのだが、
「ないとう」さんではしっかり特製のたれで下味をつけて揚げるので、
ふぐの白身の味も無くさずに、ちゃんと美味しく食べれる。


4品目の酢の物は、
箸休めの沖縄もずく酢。

5品目の御椀は「ないとう」さん特製の白味噌椀。
この白味噌、絶品!!
中にはのし餅、帆立、小蕪、唐墨、梅人参など。


6品目の割鮮は、九絵と余市のあん肝。
九絵は醤油ではなく、自家製の煎り酒でいただく。
煎り酒は、日本酒に梅干などを入れて煮詰めた、日本古来の調味料。
この上品な煎り酒がすごく九絵の白身に合ってて、とても美味しい。



7品目の八寸は、豪華な焼物などの盛り合わせ。
脂と旨味のバランスが絶妙な「大助」(キングサーモン)の柚香焼、
車海老の芝煮、金柑、おろしいくら、花蓮根、そら豆など。


8品目の焚物は、
猪ロースと鴨団子の小鍋。
出汁がめちゃくちゃ美味しい!
九条葱に隠れて、なんとこっそり中にフカヒレも入ってたw。豪華。

9品目の飯物は、
「チューしてる毛蟹」の炊き込みご飯。
かわいらしくて、いくらの赤と三つ葉の緑のコントラストが美しい一品。


毛蟹の身がたっぷり入ってて、
いくらの旨味と三つ葉の風味がとてもいいバランス。


どーしても食べたかったので、
「ないとう」さん特製の蟹クリームコロッケも揚げてもらう。
一口サイズの小さいキューブの中にたっぷり蟹身が詰まってて、絶品!

最後の甘味の前に(笑)、
鮨が食べたくなったので、内藤さんに握ってもら。
実は、内藤さんは鮨も握れて、すごく美味しい。
1人で調理されているので、事前予約のみではあるが、
お客さんに合わせて、好きなものをちゃんと出してくれるのが嬉しい。
本日は、中トロ、九絵、ブリ、金目鯛、毛蟹&キャビアの5つ。






10品目の甘味は栗きんとん。
山崎12年で香り付けをしている贅沢な栗。
今日も最初から最後までとても楽しく、美味しい料理だった。
「ないとう」さんで正月の料理が味わえて、
新年を迎えた実感がようやく出てきたw。

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by meshi-quest
| 2021-01-28 08:08
| 代官山・中目黒~自由が丘