代々木上原「Celaravird セララバアド」へ行く。
春夏秋冬で必ずお邪魔している大好きなフレンチファンタジスタ、
「Celaravird セララバアド」で夏のコース。
「Celaravird セララバアド」で夏のコース。
本日も目の前で料理の様子が見える1組限定のアリーナ席にて。
夏ののコース内容は小さな小説になってて、
小冊子でストーリーを楽しみながら料理を追いかけていく。
小冊子でストーリーを楽しみながら料理を追いかけていく。


遠くで橋本シェフが作っている料理に釘付け!
世界一と称される予約の取れないレストラン「エル・ブリ」で開発された
かの有名な「メロンのキャビア」だーーーー!!!
「メロンのキャビア」は、
アルギン酸ナトリウム水溶液と炭酸カルシウムを使って液体を球状にする方法で、
「エル・ブリ」の代表的なテクニックとなり、
全世界のフレンチシェフに広まったもの。
さすが、「エル・ブリ」で修業をした経験を持つ橋本シェフならでは。
本物を初めて見て、もう食事が始まる前から本日満足&感激w。


本当は1杯目のノンアルカクテルに入るモノなのだが、
超特別に大量に別皿でメロンのキャビアもらったw。


1品目のタイトルは「イケバナ」。
枝に見立てたグリッシーニに秋田のどろ豚の生ハムと国産オリーブ。
枝に見立てたグリッシーニに秋田のどろ豚の生ハムと国産オリーブ。


2品目は「キャラメルポップコーン」。
液体窒素で固めたコーンポタージュをキャラメルでコーティングして、
一緒に食べると、口の中でキャラメルポップコーンの味になる。
一緒に食べると、口の中でキャラメルポップコーンの味になる。

3品目は、夏の名物「朝露」。
朝露に見立ててるのは
梅昆布茶とジュンサイを入れた球体。
朝露に見立ててるのは
梅昆布茶とジュンサイを入れた球体。
ジュンサイが魚のように見えて、まるでアクアリウムみたい。


合わせるドリンクは、
パッションフルーツやキュウリなど夏の果物と野菜を入れて、
フェンネルで香り付けをした爽やかなドリンク。

4品目は「ハモン」。
子供の頃に夏に原っぱで遊んだ気持ちを思い出す、
シロツメクサの輪っかと蜜が吸えるナスタチュームの花。
ガラスに入っている石には、
「ペトラコール」と呼ばれる
雨の匂いがするインドの香料。
子供の頃に夏に原っぱで遊んだ気持ちを思い出す、
シロツメクサの輪っかと蜜が吸えるナスタチュームの花。
ガラスに入っている石には、
「ペトラコール」と呼ばれる
雨の匂いがするインドの香料。
雨が降った時の水を含んだ土っぽい匂いがする。
トマトのエキスを抽出した透明なガスパチョの上に、
うずまきの水の波紋があって、ナスタチュームの花を浮かべていただく。
トマトのエキスを抽出した透明なガスパチョの上に、
うずまきの水の波紋があって、ナスタチュームの花を浮かべていただく。






5品目は、「夏の高原」。
長野県の清水牧場のフレッシュチーズに、
甘い白桃と爽やかなレモングラスの泡とラベンダーの香り。
長野県の清水牧場のフレッシュチーズに、
甘い白桃と爽やかなレモングラスの泡とラベンダーの香り。
実際夏の北海道に行ったことはないが、
きっとこんな感じなんだろうなあ、と情景が思い浮かぶ料理。




天然酵母を使った絶品の自家製パン。
香りよく、外はカリッと、中はフワフワな「セララバアド」の絶品パン。
香りよく、外はカリッと、中はフワフワな「セララバアド」の絶品パン。

6品目は「夏の渓流」。
カリっと揚げられた鮎に茄子のピューレと、
渓流に見立てたソースはキュウリとキウイと鮎の魚醤の組み合わせ。




合わせるドリンクは、
鮎の別名「キュウリウオ」にちなんで、
緑色のホップの香りのドリンク。
鮎は苦みのあるビールのホップとも相性がいいと言われている。

7品目は「海辺」。
ガラスケースの上を浜辺に見立てて、
波はハマグリ使った白いソース、
波はハマグリ使った白いソース、
石垣島のちょっと変わった海藻と、白い砂もちゃんと食べられる。
ムール貝に見立てたクラッカーの中にはカレークリームソースが入ってる。
ムール貝に見立てたクラッカーの中にはカレークリームソースが入ってる。




法螺貝は橋本シェフの手作りの法螺貝型スピーカーになってて、
耳に当てると、お店のiPhoneを通じて本当に波の音が聞こえる仕掛けにw。

食べ終わったガラスのケースの中にはボトルメールが入ってて、
取り出すと、中には本日のメニューが入っている。
取り出すと、中には本日のメニューが入っている。



合わせるドリンクは、
搾りたてのスイカとハッカ氷の爽やかな夏らしいジュース。

8品目は「夜海」。
網目状のイカスミのクリスピー生地、イカ出汁のスープ、
炙ったイカを組み合わせたイカ尽くしの一品。
炙ったイカを組み合わせたイカ尽くしの一品。
味も美味しいが、見た目がめちゃくちゃカッコいい大好きな夏の定番料理。


9品目は、穴子のフリットのリゾット。
緑のソースはクレソン、紫色のお米は古代米。


10品目のメインディッシュは栃木の牛肉のグリル。
ジャガイモのピューレとマコモダケと万願寺唐辛子の組み合わせ。



合わせるドリンクは、
ハイビスカスと苔桃と木の芽のドリンク。
ノンアルなのに、見た目も味も赤ワインっぽさがある不思議なジュース。
酒禁止令が出て、本来フレンチはワインと合わせていただく料理なのに、
少しでもワインの雰囲気を感じられるようにと
料理人の皆さんが知恵と技術を駆使してドリンクを開発してくれていることを思うと、
本当に頭が下がるし、改めて料理人さんはすごいなあと思う。

11品目は「ピニャコラーダ」。
パーナップルとココナッツのカクテル「ピニャコラーダ」をイメージしたデザート。
石垣島の貴重なパイナップルにラムを加え、
フレッシュのまま二酸化窒素で固めてシャーベット状にしたもの。
フレッシュのまま二酸化窒素で固めてシャーベット状にしたもの。
二酸化窒素の煙が楽しくて、なんだか理科の実験室の先頭の席に座っている気分w。



12品目は「夏の夕暮れ」。
美しい三日月と紫色の夕焼けは枇杷のコンポートと赤しそ。

一緒に出てくるレモンシュガーを入れると、
夏の夕暮れのように、赤しそとの化学反応で、
夏の夕暮れのように、赤しそとの化学反応で、
紫色が明るく赤紫色に変化する。
橋本先生による食べられる理科の実験(笑)。
こういう理科の授業だったら、もっと積極的に勉強したんだけどなあw。

13品目は、小菓子の詰め合わせ。
ラベンダーのマカロンやエルダーフラワーの緑色の綺麗な琥珀糖など。
夏の名物「ホタル」は、
エルダーフラワーのジュレで出来てて、
ラベンダーのマカロンやエルダーフラワーの緑色の綺麗な琥珀糖など。
夏の名物「ホタル」は、
エルダーフラワーのジュレで出来てて、
ライトにかざすと、紫色の夜空に黄色いホタルが見える。






最後は、線香花火。
チョコレートにパチパチキャンディーを詰めた食べられる線香花火。
ハンドドリップした鹿児島の煎茶は、
一煎目と二煎目で色も香りも違うので、その香りを楽しむ。
今年もきっとコロナで花火は中止なんだろうなあ・・・。
チョコレートにパチパチキャンディーを詰めた食べられる線香花火。
ハンドドリップした鹿児島の煎茶は、
一煎目と二煎目で色も香りも違うので、その香りを楽しむ。
今年もきっとコロナで花火は中止なんだろうなあ・・・。
線香花火を見ながら、なんだか切なくなってきてしまった。
早く自由に外食も花火もお祭りも楽しめる世の中になりますように。




■「Celaravird セララバアド」
http://www.celaravird.com/
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by meshi-quest
| 2021-08-13 08:08
| 小田急線その他