赤坂「赤坂 おぎ乃」へ行く。
いつも懇意にさせていただいている大人気日本料理店「赤坂おぎ乃」にて、

今宵も大将荻野さんの季節感溢れる芸術的なお料理をいただく。
先日12月3日に発売された「ミシュランガイド東京2022」でも
昨年に続いて連続でミシュラン1つ星を獲得された「おぎ乃」さん。
コロナ禍で世界中に飲食店が大変な中での快挙。
本当におめでとうございます!!

師走(12月)のテーマは、冬の情景と雪景色。

1品目は、雪に見立てたかぶらのすり流し。
上には素揚げした舞茸、中には百合根と下仁田葱。
この時期のかぶらは甘くてホント美味しいなあ。



2品目は、車海老と寒ブリ。
上にはとんぶりとちり酢の組み合わせ。



3品目は、松葉蟹の真薯のお椀。
削りたての鰹節の一番出汁を使い、
中に甘くてフワフワのカニ身たっぷりの真薯。
めちゃくちゃ美味しかった!



4品目はお造り。
八戸の本鮪と宮城の寒平目。



2つ目のお造りは、三重のトロサワラを軽く藁焼きにて、
このわた(ナマコの卵巣の珍味)醤油をかけたもの。




3つ目のお造りは、
八戸の鯖を使った特製鯖寿司。
この鯖の厚み!!
鯖の変なクセが一切なくて、優しい酢飯に美味しい海苔の組み合わせ。
ここ最近いただいた鯖寿司のNo.1だった。



6品目は、季節を表現したジオラマのような名物の八寸。
今月は晩秋から初冬にかけての日本の情景を表したもの。


八寸の中身は・・・
・胡桃豆腐と胡桃味噌
・釜揚げしらすと梅おろし
・鴨の治部煮
・自家製カラスミとイカ
・アオリイカの耳のからし酢味噌和え
・ほうれん草の炒り立ての胡麻和え
・シルクスイートの素揚げ





そして・・・
本日のメインディッシュ、鳥取の松葉蟹キタ――(゚∀゚)――!!
今年は松葉蟹が全国的に不漁で小さいのしかないと言われている中、
さすがの「おぎ乃」さんのところには特大サイズのボス松葉蟹が鎮座。
目の前で生きたまま捌いてくれる。
生きている蟹と死んでいる蟹では、調理した時に全く味が違う。



7品目は、先ほど捌いてくれた捌き立ての松葉蟹の足。
生でも食べれるものだが、サッと墨で炙って焼き蟹に。
甘くて、最高!!!


8品目は、松葉蟹のお腹の部分を
蟹味噌と合わせて甲羅焼きにして、蓮根餅と一緒にいただく。
蟹身も美味しいけど、蟹味噌も美味しいー(感涙)。



9品目は、大阪・富田林の旬の海老芋。
海老芋だけでも十分美味しいので、
特製の甘辛たれに漬けて、素揚げに。



10品目は、甘鯛のうろこ焼きの小鍋。
美味しい出汁の中に甘鯛の他、白子や冬瓜など。


11品目の2種の〆のご飯。
まずは、名物の大将荻野さんが炭焼きしてくれる鰻の蒲焼。

その蒲焼を炊き立てのご飯の上に乗せた鰻ご飯。
皮がなんでこんなにパリッとしてるんだろうと不思議になるくらい、
外がパリッとカリッとしてて、中がふっくら。


続いて、先ほどの松葉蟹のメスである
香箱蟹を使った炊き込みご飯。
中には卵も入ってて、冬ならではの蟹尽くし!



12品目は、江戸柿を使ったブランマンジェと、
荻野さん手作りの洋梨と胡桃の大福。
柿の旨味たっぷりのブランマンジェもさることながら、
この手作り大福が美味しいこと、美味しいこと・・・。
元々はあまり大福が好きではなく、そんなに食べた経験はないが、
とはいえ、もしかしたら人生で食べた大福の中のNo.1が来たかもしれない。
私の中のNo.1をどんどん気持ちよく塗り替えていってくれる「おぎ乃」さん。
本当に素晴らしい日本料理店。




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by meshi-quest
| 2021-12-23 08:08
| 六本木・麻布・赤坂