赤坂「赤坂 おぎ乃」へ行く。1品目は、フルーツトマトとじゅんさいと、 ホワイトアスパラとグリーンアスパラの前菜。 白いシャーベット状のものは、トマトのエキスを抽出したトマトの氷。 日本酒は、元「澤屋まつもと」の松本日出彦さんが 1週間前に独立スタートさせた酒蔵「日日酒造」の「日日」。 それまでは「日日武者修行」という名前で 日本の色々な有名酒蔵さんとコラボしてお酒を出されていて、 どのお酒もとても美味しかったが、いよいよ武者修行は終え、「日日」スタート。 始まったばかりのお酒なので、限られたお店に、限られた数しかない貴重なものをいただいた。 フルーティーだが、スッキリしてて、上品でとても飲みやすい日本酒。 2品目は、とても甘い根室のバフンウニと噴火湾の毛蟹。 江戸野菜の「シントリ菜」(ちりめん白菜)のお浸しも入っている。 3品目は、鮎魚女(アイナメ)と蓬豆腐とじゅんさいのお椀。 削りたての鰹節の一番出汁を使った「おぎ乃」さん自慢の絶品椀。 4品目のお造りは、マコガレイとノドグロの藁焼き。 マコガレイは塩で、ノドグロはちり酢で。 旬の大きなとり貝は、 炒り立ての胡麻をたっぷりとかけて、醤油で。 ちなみに、とり貝の貝殻を初めて見た。 紫色ですごく綺麗。 塩釜の本鮪の中トロは黄身醤油で。 5品目は、黒鮑の飯蒸し。 下には弾力のある大和芋。 6品目は、長野天竜川の稚鮎のから揚げ。 今年の初物の鮎。 全く臭みがなく、サックサク。 緑色のアフロに見えるものはきゅうり酢。 鮎の別名「キュウリウオ」の名前の通り、 藻を食べて、体がキュウリのような香りがするので、 本当にキュウリとも相性がいい。 7品目は、太刀魚のあおさ餡掛け。 脂が乗っている太刀魚の炭焼きに、いい香りのあおさの組み合わせ。 上には「ハリギリ」というタラの芽のような山菜の天ぷら。 このハリギリの天ぷらもすごく美味しかった。 8品目は、季節を表現したジオラマのような名物の八寸。 皐月(5月)のテーマは「端午の節句」。 長い台の上には「菖蒲刀」と呼ばれる 邪気を払う菖蒲を刀に見立てて子供に持たせた葉っぱの玩具や、 端午の節句にちなんだちまきなど。 9品目は、煮穴子とジャガイモ餅の煮物。 10品目は、2種の〆のご飯。 何度いただいても、その度に感激する絶品の鰻。 2つ目のご飯は、車海老と桜海老の出汁で炊き込んだ 花山椒と筍の炊き込みご飯。 上からサックサクの桜海老の素揚げをかけて、香りと食感も楽しむ。 ご飯のお供が色々とあって、おかずを変えてお代わりも自由。 今日は一番出汁で使った鰹節と海苔を入れたTKGをいただく。 11品目のデザートは、白胡麻のブランマンジェ。 ちょっとビックリするくらい胡麻のいい香りがする、 クリーミーでモチモチのブランマンジェ。絶品。 12品目は、静岡の最高級マスクメロン「天音」と、 ココナッツの自家製シャーベットの組み合わせ。 「天音」は荻野さんが日本一だと思っているメロンで、 ものすごく甘いのに、上品で、そしてめちゃくちゃいい香りがする。 今日も最初から最後まで旬の食材の味と香りが楽しめる 素晴らしいコースだった。 ほんの少し前に、長年私のメシクエに付き合ってくれていた 冒険の相棒のLUMIXカメラが天に召されてしまった。 本当に今までありがとう。 そして、お疲れ様でした。 きっと毎日のように長年ご飯写真を撮り続け、 胃もたれ気味のこともあっただろうが、 笑顔でいい写真を撮り続けてくれていた。相棒に感謝。 そして、代わりに、GRⅢとこれから冒険に行くことになったのだが、 黒魔道士(私)がまだ新相棒に慣れておらず、 GRⅢとうまく戦闘コンビネーションが組めてない(笑)。 設定や画角も見直しながら、頑張っている。 若干、写真や撮影にブレがあるかもしれないが、 しばらくは温かく見守っていただければ幸いだ。 ■「赤坂 おぎ乃」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 Kindle版は100円にて購入できます! ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
by meshi-quest
| 2022-05-24 08:08
| 六本木・麻布・赤坂
|
最新の記事
|
ファン申請 |
||