小田原「MECIMO メシモ」へ行く。
小田原に料理にも器にもこだわった
小田原食材の地産地消をうたった美味しいフレンチがあると聞き、
小田原駅近くの「MECIMO メシモ」でランチ。
途中、東名高速が事故渋滞してて、めちゃくちゃ混んでて大変だった・・・(泣)。
余裕で到着予定が、12:30のラストオーダーギリギリになってしまった。
事故は仕方がないとはいえ、他者全員のスケジュールを狂わすので、
運転が下手な人、運転が荒い人も一律で動けるように、
早く自動運転が発達して、事故無く流れるようになってくれるといいな。



さて、気を取り直して・・・
ランチコースの1品目のアミューズは、
新玉ねぎとアオリイカとグリーンピースの春巻タルト。


お茶が大好きなので、料理に合わせてノンアルティーペアリングを注文。
最初は紅茶キノコを発酵させた自家製KOMBUCYA。
グレープフルーツの香りも入ってて、
フレーバーティーを飲んでるような感じ。とても美味しい。

2品目は新玉ねぎのポタージュと、
飴色に炒めた玉ねぎを挟んだサブレ。
ランチコースからちゃんとかわいいプレゼンテーションで出してくれるのは嬉しい。


3品目は鰆の卵のフリット。
鰆の卵の料理なんて東京ではなかなか出てこないが、
港が近い小田原フレンチならではという感じ。
ソースはイカとパクチーのソース。


ティーペアリングは厳選した静岡県のかぶせ茶。

4品目は、カツオ、アジ、花鯛を使ったサラダ仕立て。
中には自家製のピクルスと、上にはフェンネルの花。
ちなみに、「MECIMO」さんは器もすごく素敵なのだが、
おそらくこの器は現代の名陶芸家・二階堂明弘さんのもの。
ランチコースでもこのクラスの器を出してきてくれるのは素晴らしい。
うちも二階堂さんの器をいくつか持っているが、入手困難な貴重な器。
やっぱり作家さんの器は料理が映えるなあ。


5品目は、相州牛と鮪のタルタル。
プラス1500円で雲丹とキャビアが乗せられるそうで、乗せてもらった。
ちなみに、手前にいる葉っぱはオイスターリーフ。
牡蠣が大嫌いな私の、カモフラージュしている天敵(笑)。
この葉っぱ、見た目は葉っぱなのに、
おそろしく牡蠣の濃厚な味がするので、私は絶対食べれないw。
牡蠣嫌いは伝えてあったのだが、お店もうっかりしちゃったのかなw。


ティーペアリングは、
ベルガモットで風味付けされた和紅茶。
つまり、優しいアールグレイのような感じ。とても好み。

6品目は、シイラとたいら貝の一皿。
緑は春菊のオイルを使ったソース。
小田原の小麦とヨモギを練り込んだカンパーニュと共に。



7品目は、湘南地鶏のむね肉ともも肉のロースト。
ソースは蕗味噌と花山椒と、鶏のジュを使ったソースの2種。
むね肉がすごく柔らかく、美味しかった。
筍はちょっと時期が過ぎていたのか、固く、香りもなかったので、
鶏肉が良かっただけに、違う付け合わせにした方が良かったんじゃないなと思う。


ティーペアリングは、お店で炒ってくれるほうじ茶。

8品目のデザートは、
レモンの皮とヨーグルトのムースとローズマリーのジュレ。
口の中でレアチーズケーキが楽しめる感じ。


9品目はきなこのシフォンケーキと抹茶のアイス。
付け合わせにあんこと珈琲を合わせた白玉。


最後の小菓子は、蕗の薹の砂糖漬けと、
自家製のガレットブルトンヌ。
全体的に見た目も美しく、小田原の食材も楽しめて、
満足度も高いランチコースだった。



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by meshi-quest
| 2022-07-19 08:06
| 旅行_国内