京都・祇園四条「肉料理おか」へ行く。京都在住のグルメなお友達からご紹介された 熟成肉割烹「肉料理おか」さんに再訪。 岡シェフから、本日の熟成肉の説明をいただく。 いつ見ても、「肉料理おか」さんの骨付き熟成肉はものすごくインパクトがある。 本日の熟成肉の説明を受けた後は、 岡シェフによる肉のカットタイム。 この時間は本来普通にしゃべって歓談していていいのだが、 あまりに迫力にみんな見入ってしまって、いつもシーンとなる(笑)。 今回は常連さんによる貸切会で、 この時だけの限定料理も出してくれるプレミアムコース。 まず、1品目は、「お中元」という名前の付いた肉の前菜。 「お中元」と言えば「素麺」ということで、 「肉料理おか」さん特製の「肉素麺」。 和風出汁ととろろ芋と一緒に、まさに素麺のようにスルッといただく肉。 2品目は「芒種」という前菜盛り合わせ。 「芒種」(ぼうしゅ)とは、二十四節気の第9番目の名前で、 現在の6月6日頃を指し、イネなどの作物を植える時期。 とり貝とアスパラと、ほのかな苦みのあるクレソンのソースと、 上から近江牛を使った肉節(かつお節の肉版)がかかってる。 *お邪魔した時が6月中旬くらいだったのですが、 文章整えてアップするまでにタイムラグがあります。ご了承ください。 3品目は「余韻」という名前の付いた近江牛のたん刺し。 脂と旨味のバランスが良く、じわじわと口の中で美味しさが広がり、残る。 全国で9軒ほどのお店でしか飲むことができない 幻の日本酒・竹野酒造の「陰翳」(いんえい)。 たまたまご縁があって、これまでも何度も竹野酒造の日本酒をいただいたが、 この「陰翳」という日本酒が一番好き。 日本酒なのか?と二度見してしまうくらい、上品なデザートワインみたいな味がするお酒。 4品目の料理は、「日向肉」。 「日向燗」というぬる燗があるらしく、 その程よくぬるい感じを肉に温度として反映させた 神戸牛のタルタル。 5品目は、「「吉田よしだ」さんどす」という不思議な名前の料理w。 吉田さんの育てたブラウンスイス牛の熟成肉に、 吉田さんの牛から作ったチーズをサンドした、 特製ハンバーグサンド・・・どす(京都弁)。 ハンバーグがものすごく美味しいので、パンでもご飯でもなんでも合いそう。 竹野酒造の「if 畏怖」。 この「if」も貴重で、ものすごく美味しいのだが、 個人的には「陰翳」が何よりも大好き。 6品目は「原点回帰」。 元々イタリアンのシェフだった岡さんが 基本のイタリア料理から1品を出してくれるもので、 この日は、経産牛と放牧牛と近江牛を合わせたボロネーゼ。 口直しの夏みかんのグラニテを挟んで、 いよいよメインディッシュの熟成肉へ。 7品目は熟成肉の食べ比べ。 手前が45日熟成させた北海道の経産和牛のリブロース。 左が岡山県の吉田さんのブランスイス牛とチーズ。 右が滋賀県の近江牛ランプの熟成肉。 8品目は、超特別メニューの 経産和牛のかぶりを使った熟成肉ハンバーグ。 普段のコースにはない料理なのだが、 私がハンバーグが大好きで、前回お邪魔した時に岡シェフにリクエストしてて、 今回わざわざシェフが作ってくださったもの。 熟成肉の旨味が凝縮されてて、めちゃくちゃ美味しい!! ハンバーグもさることながら、デミグラスソースも、 付け合わせのポテトサラダもものすごく美味しくて、エンドレスでご飯が食べれるw。 これは、最高。またハンバーグは特注したい。 9品目のデザートは宮崎マンゴーと、 吉田さんの牛乳を使ったフロマージュブラン。 10品目のデザートは冷たいぜんざい。 単に熟成肉のコースではなく、イタリア料理が入ったり、 お客さんのリクエストを踏まえてアレンジしてくれたり、 美味しいだけでなく、楽しく、行く度にワクワクさせてくれるお店。 ■「肉料理おか」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 Kindle版は100円にて購入できます! ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
by meshi-quest
| 2022-06-27 08:07
| 京都
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