下北沢「猫米 (まおみい)」へ行く。今年2022年の秋にオープンしたばかりの台湾料理専門店、 「猫米」(まおみい)でランチ。 下北沢駅からちょっと離れてはいるが、一本道なので散歩がてら歩いていると、 住宅街の中にかわいらしい緑色のお店が見えてくる。 店内もモスグリーンを基調としたかわいい雰囲気で、まるで映画のセットのよう。 席数は少なめで、お家に招かれたかのようなアットホーム感がある。 ランチは台湾を代表する丼、魯肉飯(ルーロー飯)や鶏肉飯(ジーロー飯)を中心に 台湾の定食屋さんや屋台で愛されている味が並ぶ。 実は、魯肉飯が大好きで。 コロナ前は仕事の出張やプライベートでもよく台湾行ってて、 台湾で初めて食べた町の定食屋さんの魯肉飯が衝撃的に美味しくて、それ以来、ハマっている。 でも、なかなか日本でで探してみるも、 現地で食べたあの美味しい魯肉飯が無くて。 なんか変に甘かったり、八角が強すぎたり、なんか違うなあ・・・と思ってたところ、 おおお!!!コレ!!!!コレでした。 「猫米」さんの魯肉飯は、今まで私が日本で食べた魯肉飯のNo.1。 あの記憶が脳の底から蘇ってくるほど、現地の味に近くて、美味しかった。 現地の美味しさを忠実に再現するため、 食材も極力台湾の物を使い、調理スタッフも台湾人。 魯肉飯のレシピもオリジナルのもので、 日本の魯肉飯は豚肉をそのまま入れるが、現地は実は豚の皮を多用するので、 現地に近い作り方にしているのだそう。 定食の付け合わせも美味しくて、 特に台湾バジルを使った茄子の煮びたしが絶品だった。 台湾から揚げの盛り合わせ。 最近ファストフードとして流行っているフライドチキンのデカい版の台湾から揚げではなく、 現地の昔ながらのから揚げで、台湾スパイスを使って鶏肉、かまぼこ、台湾バジル等を揚げたもの。 特徴として、台湾でよく食べられる豚の血ともち米を使った茶色い餅があり、それも揚げてくれる。 血のクセや臭みは一切なくて、スナック感覚で食べられる。 デザートは、「猫米」さんオリジナルレシピで作られている 猫型のかわいいパイナップルケーキ(プレーンと抹茶)と、 ピーナッツと黒胡麻の台湾餅。 パイナップルケーキは甘さ控えめで食べやすく、 台湾餅は温かいうちに出してくれるので、柔らかくてとても美味しい。 また台湾に行きたくなってきた。 これまで色々とお邪魔した日本の台湾料理店と違って、 日本人には強いくらいに現地すぎたり、 逆に変に日本ナイズドされすぎてもなくて、 ちょうどいいバランスで台湾の良いところだけが抽出されている感じ。 特に魯肉飯はこれまで日本で食べた中で、一番現地で感動した味に近くて、驚いた。 なんでこんなに美味しいのかな・・・と思ったら、それもそのはず、 元々は、日本でも有名な台湾料理研究家のペギーさんのお店で、 その後、ペギーさんのお友達で、 かつ、仕事でパスポートが全ページ埋まるほど台湾に行かれた日本人オーナーさんが、 「台湾の本当に美味しい味」を日本に伝えたいと始めたのがこの「猫米」さん。 台湾に行ったことがある人も、まだ行ったことがない人も、 台湾料理が好きな人も、台湾料理をまだあまり知らない人も、 ぜひ食べて欲しい台湾料理のお店。 現在は、プレオープン中で、ランチのみ木~日営業。 ■「猫米」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 Kindle版は100円にて購入できます! ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
by meshi-quest
| 2023-02-04 08:07
| 井の頭線その他
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