京都・祇園四条「彩席ちもと」へ行く。創業300年を誇る日本料理の名店「京料理ちもと」の姉妹店「彩席ちもと」でランチ。 年末年始の京都滞在中のどこかで「ちもと」さんにお伺いし、 静かに美味しいランチ懐石をいただくのがここ数年のパターン。 繁華街にほど近い場所なのに、ここは喧騒から逃れられてて、なんか落ち着く。 まずは、寒い外から来た体を温める梅昆布茶のサービスから。 お昼のコース「月」(7700円)をいただく。 1品目は、八寸。 おせちによく使われる千社唐(チシャトウ、茎レタス)、 大根と柿の砧巻き、松風、白菜、イカの酢味噌など。 砧巻きや松風など、京都のおめでたいおせちに出てくるような料理が少しづついただけて、嬉しい。 2品目は、胡麻豆腐のお椀。 優しいお出汁が美味しい、体に染み渡る味。 3品目は、寒ブリの薄造り。 4品目は、「彩席ちもと」さん名物の大好きな「卵宝楽」。 上がスフレのようなフワフワになっている茶碗蒸しで、これがめちゃくちゃ美味しい。 「彩席ちもと」さんに来たら必食。卵好きも必食。 5品目は、鯛の蕪蒸し。 京都でこの時期いただく蕪蒸しは、 割とさっぱりとした出汁の物が多いのだが、 「彩席ちもと」さんの蕪蒸しはしっかりとした味の餡かけ風になってて、ちょっと珍しい。でも、好み。 6品目は、白子と赤蒟蒻の味噌焼き。 お酒が飲みたくなるような濃厚な味噌と白子の組み合わせ。 7品目は、鮑と季節野菜の天ぷら。 全く油っぽくなく、カラッと上品に揚ってて、とても美味しい。 鮑もとても柔らかい。 8品目のご飯は、鯛の炊き込み御飯と赤だし。 京都のちゃんとしたお料理屋さんの〆のご飯と言えば、 白飯に山椒じゃこと香の物の組み合わせが多いが、 あまりにもどこも山椒&じゃこなので、個人的にちょっと飽きてしまってて(苦笑)、 そんな中で「彩席ちもと」さんは炊き込み御飯を出してくれるので、個人的にすごく嬉しい。 9品目は、特製ぜんざい。 おしるこ自体も美味しいのだが、いい塩梅の塩気が利いてて、それがたまらなくいい感じ。 ぜんざいの中はお餅ではなく生麩なのも嬉しい。 ■「彩席ちもと」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 Kindle版は100円にて購入できます! ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
by meshi-quest
| 2023-01-09 08:08
| 京都
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