吉祥寺「ル・ボン・ヴィボン」へ行く。
1978年創業の地元に愛され続ける人気フレンチ「Le Bon Vivant」(ル・ボン・ヴィボン)で食事。
1978年創業の歴史を感じる店内で、
まるで旅行で南仏のレストランに来ているような、
ディズニーランド内にあるレストランに来たような、
少なくともここが吉祥寺であることを忘れてしまうくらい静かで居心地がいい。
「ル・ボン・ヴィボン」のウリは豊富なアラカルトメニューにあったのだが、
コロナ禍での外食産業打撃とキャンセルによって廃棄ロスが増え、
残念ながら、今はアラカルトを休止せざるを得ず、コースのみの提供となっている。
まずは、1品目のアミューズブーシュから。
自家製ブリオッシュの上に、ドライフルーツを混ぜたマスカルポーネに、生ハムを乗せたもの。
2品目はモザイクテリーヌ。
海藻、野菜、コンソメジュレの組み合わせ。
最近、こういう綺麗なモザイクテリーヌを出してくれるクラッシックフレンチが少なくなってきたので貴重。
3品目は、スペシャリテの「キノコのプティング」。
自家製ブリオッシュと数種のキノコを合わせたプティングに、
濃厚なキノコクリームを組み合わせた温菜。
「ル・ボン・ヴィボン」と言えば・・・というくらいの看板メニューで、私も大好き。
相変わらず、めちゃくちゃ美味しい!
4品目は、かぼちゃのポタージュ。
甘味あるかぼちゃの美味しいスープ。
スープが美味しいレストランって、本当に素敵。
5品目は、スズキのポワレ。
柚子風味の白ワインバターソース。
このバターソースが秀逸で、白身魚とすごくよく合う。
6品目は、アメリカ牛のミスジ。
下にはクリームリゾットと、ソースはポルト酒のソース。
7品目はデザートの盛り合わせ。
やんばる黒糖ティラミス、ビスキュイジョコンド、ココナッツアイスの3種。
「ル・ボン・ヴィボン」の食後のデザートは、
本来はプレートに何種類も乗ったデザートから選べるシステムで、
食後のデザートが楽しみで来る常連もいたくらいなのだが、
これもコロナの影響で、今は休止。
デザート選びは私もすごく楽しみだったので、早く復活してくれることを祈る。
デザートのカトラリーだけでも3種も出てくる。
こんなことをしてくれるお店は吉祥寺でもおそらく「ル・ボン・ヴィボン」だけ。
これも創業1978年の歴史を感じる。なんかすごく嬉しい。
前菜からデザートまでどれも美味しく、料理も本格的で、満足度も高いのに、リーズナブル。
味の良さだけでなく、サービスも素晴らしくて居心地も良く、
フレンチの歴史というか、勉強にもなるレストラン。
■「ル・ボン・ヴィボン」
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by meshi-quest
| 2023-04-19 08:08
| 吉祥寺