京都・宮津「住所非公開 漁師居酒屋」へ行く。京都府の北部に位置し、日本海の若狭湾に面しており、日本三景の天橋立で知られる宮津。 その宮津に住所非公開の地元の漁師さんがやっている絶品居酒屋があると聞き、 京都中心部から車で約1時間半かけてお邪魔してきた。 ここではゲストが来る1週間以上前から ゲストに合わせて、欲しい魚や貝の仕掛けをして漁を行い、 ゲストに一番食べて欲しい旬の魚介類を出してくれる。 なので、基本的にはこの漁師さんのお友達か、その友達の紹介制の居酒屋となっている。 まずは、なまこの酢の物から。 本来はなまこは苦手なのだが、鮮度なのか、下処理なのか、全くクセが無く、美味しい。 生のまだこ。 新鮮で甘いので、そのままで美味しい。 刺身の盛り合わせ。 まだこ、ボラ、コウイカ、スズキ、コナガニシ。 スズキは、この日のためにずっと狙っていたそうで、めちゃくちゃいいのが獲れた!とのこと。 幻の貝と呼ばれている「鳳貝」(オオトリガイ)。 旨味が強く、身も厚く、ものすごく美味しい。 この鳳貝が食べられるのは、全国でもここ宮津だけ。 これも今回のメインディッシュの1つ、アカエイの肝。 なかなかアカエイを食べることもなければ、アカエイの肝なんてさらに食べる機会がない。 エイは臭みを放つので、鮮度が大事なのだが、こんな綺麗でスッキリした魚の肝を食べたのは初めてだった。 魚の肝ではあるけど、嫌な部分が全くない、綺麗な味。驚いた。 宮津の若狭湾の生息している甘くて濃くて美味しい「トラエビ」とスズキと山菜の天ぷらと、箸休めのサラダ。 「トラエビ」を初めていただいたが、今まで食べた小海老の天ぷらのNo.1かも。 こんなに美味しいのに、生息数を京都で調査していないらしく、漁獲量が決められないという理由で、 漁師さんは食べているけど、残念ながら一般市場には出回っていない。(出回って欲しい・・・) 厚切りのスズキの清蒸(チンジョン)。 清蒸は、蒸した魚に白髪ねぎやしょうがなどをのせ、高温に熱した油を回しかける中華料理のこと。 スズキも脂が乗ってて、この清蒸めちゃくちゃ美味しかった! 漁師さんが養殖しているカラスガイ(ムール貝)や大あさりを使ったパエリア。 貝の美味しさを出汁含めて全部いただくにはパエリアが一番! 料理がとても上手な料理さんなので、居酒屋と言っても、多国籍の色んな魚料理を出してくれる。 パエリアも最高だった! 本日使った魚介類のアラを全て使ったあら汁。 色んな魚から出ているであろう複雑な旨味を感じつつ、でもすごく優しい癒される味。 新鮮な魚貝が獲れる宮津の、魚介を知り尽くした漁師さんだからこそ作れる特別な料理だった。 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 Kindle版は100円にて購入できます! ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
by meshi-quest
| 2023-05-14 08:08
| 京都
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