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表参道「メゼババ」へ行く。














懇意にさせてもらっている予約の取れないイタリアンの名店「メゼババ」。


「メゼババ」は長らく亀戸にお店があったが、


今年2023年3月から表参道に移転をされ、高山シェフがメゼババ第二章を始めた。


記念すべきメゼババ第二章を楽しみに、表参道の新店舗にお邪魔させてもらった。


「メゼババ」は、食通が口々に名前を出す、


おそらくトップクラスで予約が取れない人気店だが、


オーナーシェフである高山さんのご厚意で、定期的にお邪魔させてもらっている。


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まず、大きな違いは、の存在。


これまでイタリアンとして、フォークとナイフのみのカトラリーだったが、


メゼババ第二章は、高山シェフ自らおっしゃってるが、


何かのジャンルにカテゴライズされない「高山シェフ料理」というジャンルになるので、


これまでのイタリアンの枠を超えた、高山シェフが美味しいと思う、高山シェフが作りたい、お客さんに食べてもらいたい料理になる。


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1品目は、有機野菜ガスパチョ


ガスパチョをいかに美味しく食べてもらうかを考えた結果、


カッペリーニの冷製パスタになったとのこと。


野菜の甘味と旨味がぎっしり詰まった本当に美味しいガスパチョ。


これまでいただいたガスパチョのNo.1かも。


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私が大好きな「L'Arco」(ラルコ)という赤ワインがあり、


私と食事に行く方は、私がしょちゅう頼むので名前を自然と覚えてしまうくらいなのだがw、


その「L'Arco」(ラルコ)を最初に教えてくれたのは高山シェフだった。


酸味もタンニンも苦手で、甘味があるワイン、しかも、甘すぎるとこれまたダメという


数々のソムリエさんが挫折するものすごい難しい注文を乗り越えて、


高山シェフが「このワインは好きだと思う」と出してくれたのが「L'Arco」だった。






なんとこの日高山シェフが用意していてくださった赤ワインが「L'Arco」を超えていた・・・。


作り手さんがお亡くなりになり、特に今回いただいた2007年のヴィンテージものはほぼ入手不可なものだそうだが、


この赤ワインが私の人生の飲んだ赤ワインのNo.1だった。ものすごく美味しい(泣)。


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これまた高山シェフがお茶好きの私のために特別に用意してくださる水出し紅茶


この紅茶が香りがものすごく良くて、飲む香水のようないい香りがする。


おそらくものすごく抽出に時間もかかっていて、大変な作業なのだが、本当に感謝。


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2品目は、琵琶湖の稚鮎


オリーブオイルを塗って焼いているそうで、シンプルなのに驚くほど美味しい。


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3品目は、五島列島のイサキ小柱


お造りが出てくるのも、これまでの「メゼババ」ではなかったが、


メゼババ第二章では高山シェフが本当に美味しい、食べてもらいたいと思うものを


ジャンルにとらわれず厳選して出してくれる。


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店内にバターのいい香りが広がってきて、


みんなが楽しみにしている高山シェフ特製ブリオッシュの登場。


中はシフォンケーキのようにフワフワで、外はカリッとしてて、絶品。


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4品目は、山形の「甘えんぼう」というホワイトアスパラガス


シンプルに皮ごと焼き上げたものだが、香り良くて、甘くて、すごく美味しい。


素材の良さと技術があると、ソースなど無くても十分なんだなと改めて感じる一品。


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5品目は、ムラサキウニのパスタ。


甘くてトロトロのウニをソースのようにパスタに絡めていただく一品。


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6品目は、トウモロコシのような甘味を感じるソースといただくラビオリ


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7品目は、熊本のあかうしのサガリ。


上には花山椒。


このあかうしのグリルが、ちょっと表現が難しいのだけど、


食べたことのない焼き加減というか、食感、旨味になっていて、驚く。


単に焼いただけではないというか、焼くという技術でどれだけ変わるのかを感じる一品。


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8品目は、プリン


固さも、甘さもちょうどいい、すごくいい意味でクラッシックな王道プリン。


メゼババ第二章、ものすごく美味しく、楽しかった。


長年「メゼババ」にお邪魔させてもらっていたからこそ感じる変化や進化、驚きがあって、


これからも長くずっとお邪魔したいレストランだった。


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プロフィール
ゲームプロデューサー
成沢 理恵
「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」シリーズで知られる㈱スクウェア・エニックスを経て、 現在、ちゅらっぷす株式会社取締役、兼、ゲームプロデューサー。

ヒマさえあれば、国内、海外を食べ歩き、遊び歩く、生粋の遊び人。

その経験は、ゲームづくりにも活かされている、はず……。
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