渋谷「EMME エンメ」へ行く。ミシュランと並ぶフランスのグルメ誌「ゴ・エ・ミヨ」にて2023年パティシエ賞を獲得された、 アシェットデセールBAR「EMME エンメ」のデザートコースイベントにお邪魔させてもらった。 「EMME エンメ」では、通常のメニューとは別に、 期間&人数限定で季節に合わせた特別デザートコースイベントをやっていて、常連にお声がけしてくれる。 1品目は、ゴーヤとチキンのスリランカカレーから。 デザートコースだが、ランチ前後に1部と2部に分かれて行われるので、デザートだけでなく軽い食事も出る。 スリランカカレーには「モルディブフィッシュ」と呼ばれるマグロを乾燥させて固くした鰹節のようなものを使うことから、 自家製のモルディブフィッシュを作って魚出汁風のカレーにし、チキンとゴーヤを合わせて、爽やかに夏っぽく。 付け合わせは、パパイヤの福神漬け、カシューナッツマサラ、ゴーヤの塩昆布。 その時食べた美味しいスリランカカレーを思い出した。 合わせるドリンクは、パイナップルのラッシー。 2品目は、「エゴマンゴーなヴァシュラン」というデザート。 どうしても大好きなエゴマを使いたかった(笑)というパティシエールさんの一品。 甘くて美味しい宮崎マンゴーと、ヴァシュラン(メレンゲの器)の中にはエゴマとココナッツとジンのアイス、マンゴチャツネの組み合わせ。 合わせるドリンクは、八女茶、ミント、ライムの爽やかなノンアル自家製ジントニック。 3品目は、「プラムなカプレーゼ」というデザート。 プラムとフルーツトマトのアイス、バジルのブランマンジェ、 上からはトマトのグラニテとシチリアのオリーブオイルの組み合わせで、 食べると、本当に口に中に爽やかなプラムのカプレーゼが広がる。 合わせるドリンクは、ピンク色が美しい、プラムとトマトのコンソメを合わせたジュース。 4品目は、桜桃と山桃のパイ包み焼き。 さくらんぼの形の焼き立てサクサクなパイの中に、さくらんぼ「佐藤錦」と山桃と、 自家製カスタードや自家製リコッタチーズを詰め、 周りには、枝豆のアイスと、枇杷とエルダーフラワーのソースで、 チェリーパイをイメージしたデザート。 合わせるドリンクは、桃と金木犀の香り良いハーブティー。 5品目は、「えにゃるディーズ」という名前の付いた3種の小菓子。 フレンチの最後に出てくる一口サイズのお菓子をミニャルディーズと言うので、 パティシエールのえなさんが作ったので、今回は「えにゃるディーズ」。 パイナップルのマカロン、パッションフルーツのピュイ・ダムール、 大葉、茗荷、生姜、梅などの薬味のブランマンジェ。 「ピュイ・ダムール」はパイ生地のケースの中にクリームを詰めてキャラメリゼしたもの。 延命寺さんがトップパティシエールのお店ではあるが、延命寺さんのみんなでお店を作っていくという意向が色んなところに現れていて、 デザートコースとかではそれぞれのスタッフパティシエさんが1品づつ違うものを担当して、 それぞれの技術と想いを持ち寄って、1つのコースの形を作っている。 そんなチーム力と、お店の温かさと、何より楽しく作られている感じが伝わって、こちらも楽しく美味しい。 今回も初夏を感じる素敵なデザートコースだった。 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 Kindle版は100円にて購入できます! ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
by meshi-quest
| 2023-06-29 08:08
| 渋谷・神泉
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