西荻窪「和食なない」へ行く。
懇意にさせていただいている、
静かにお酒と料理に向き合える人気和食屋「和食なない」さんで夕食。
「和食なない」さんのお通しが名物で、
季節を表す方式の1つである「七十二候」に基づき、
その日の「七十二候」の名前や内容に合わせて、大将がお通しを作っている。
この日は、「寒蝉鳴」（ひぐらしなく）という名前で、
立秋になり、ひぐらしが「カナカナ」と鳴く頃を表した時期だそうで、
この日のお通しはひぐらしに合わせて、夕方の景色の「赤」の野菜をメインにした焼きびたし。
赤万願寺、かぼちゃ、苦瓜、長芋など。
バイ貝の柔らか煮。
バイ貝の煮付が好き過ぎて、いつも山盛りでもらっているが、あっと間に完食。
本鮪のタルタルと、アオリ烏賊の刺身。
本鮪タルタルは細かく切った野菜と和えて、上から西洋わさびをたっぷりかける。
アオリ烏賊は丁寧に細工包丁を入れ、ねっとりと甘味を出してある。
新作の桃とリコッタチーズの湯葉巻き。
桃をコンポートにして、注文が入ってからリコッタチーズと合わせて湯葉巻きにする。
スズキのお椀と、玉子豆腐の雲丹乗せ。
スズキをじっくり煮込んで白湯スープを取った、風味良く、スズキの旨味が凝縮されたお椀。
ずっと飲んでいたいくらい、すごく美味しい。
出汁巻きサンドウィッチと、納豆オムレツ。
卵好きなので、ダブル玉子でも、トリプル玉子でもイケる。
「なない」さんの出汁巻きサンドウィッチはお酒のおつまみとして出しているので、
通常バージョンは辛子たっぷりでかなり辛いが、辛いのが苦手な方はほぼマヨだけで作ってもらうことも可能。（私はマヨだけ）
「なない」さんの名物の鴨メニュー。
鴨肉と季節の果物を合わせてバター醤油ソテーにしてくれる。
この日は「鴨メロン」。
鴨とメロンがこんなに合って、焼きメロンがこんなに美味しいことは、「なない」さんにこのメニューを食べさせてもらって知った。
本鮪の炙りご飯と、口直しのワサビ醤油漬けと生湯葉。
脂がたっぷり乗った本鮪をサッと炙って、温かいご飯に。
モリモリ頬張る系の〆のご飯。
いつも応援ありがとうございます。
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by meshi-quest
| 2023-08-27 08:07
| 西荻窪
