吉祥寺「九 anjir アンジール」へ行く。懇意にさせてもらっている人気ビストロ「九 anjir アンジール」で食事。 9月は店名にもなっている「九 アンジール」さんの周年でもあり、今年はなんと9周年! 9が並んだおめでたい月に周年のお祝いも兼ねてお邪魔させていただいた。 お通しは、バゲット。 テーブルにあるオリーブオイルの木から、オリーブオイルを取って使う。いつ見てもこのオリーブオイル掛けかわいいな。 1品目は、スープ・ド・ポワソンから。 濃厚な魚貝の旨味がたっぷり詰まった南仏のビスクスープ。南仏のあら汁のような感じ。 殻なども全部砕いて、本当に旨味が詰まっているスープで、こんな美味しいスープが1品目からいただけるのはありがたい。 2品目は、山梨のシャインマスカットとブッラータチーズとハモンセラーノの組み合わせ。 桃の白ワインと共に、いい香りの中でいただく。 3品目は、いつも永井シェフに特別に用意してもらっているドフィノワ(ジャガイモのグラタン)。 ドフィノワはよくお肉の付け合わせなどで出てくるが、これ単体ですごく美味しい料理。 シンプルな食材で作るので、その分、シェフの個性や技術がすごく出るのだが、永井シェフのドフィノワがすごく美味しい。 4品目は、鴨ハツとキノコの白ワイン煮込み。 セージで風味付けされていて、爽やかな良いアクセントになっている。 5品目は、永井シェフおすすめの「ガンボスープ」。 「ガンボ」とはオクラのことで、元々はアフリカ発祥と言われていて、その後、アメリカ・ルイジアナ州に渡り、郷土料理になったと言われている。 オクラと、魚介、肉、香味野菜をたっぷり煮込んだ具沢山のトマトスープ。 それを永井シェフなりに、日本人でも食べやすいように、島豚と黒豚の自家製サルシッチャや鶏肉を加え、スパイスはマイルドに仕上げたもの。 めちゃくちゃ美味しくて、お代わりしたいくらい。 オクラは日本だと夏の野菜だが、野菜を変えて冬も食べたいなあ、このスープ。 6品目は、タコのアニス煮込み。 上には「土佐甘とう」という辛くない唐辛子のソテー。 7品目は、牛肉ランボソのグリル。 ランボソはサーロインに繋がる細長いランプ肉のこと。 肉の旨味がしっかり感じられて、すごく美味しい。 8品目は、厚岸の塩もみ秋刀魚とウイキョウのペペロンチーノ。 「塩もみ秋刀魚」というものを初めて知ったのだが、水揚げ後に軽く塩を揉んで、急速冷凍をしている秋刀魚だそうで、通常の生秋刀魚よりもクセや匂いが少なく、食べやすいのが特徴。 結構食べ歩いてはいる方だが、 「九 アンジール」さんに来ると、何かしら発見と、食べたことのない食材や料理に出くわす。 永井シェフは本当に勉強家で、ジャンルを超えて新しい食材をどんどん取り入れ、料理もどんどんやっていきたいという方。 いつ来ても楽しくて、美味しいし、私もすごく勉強させてもらっているお店。町のビストロとして最高峰の1軒だと思う。 9周年、本当におめでとうございます!! これからも応援しています! ■「九 anjir アンジール」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 Kindle版は100円にて購入できます! ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます!
by meshi-quest
| 2023-09-21 08:08
| 吉祥寺
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