京都・祇園四条「祇園あきしの」へ行く。常連さんにお誘いいただき、2023年の年末をもって33年の長い歴史に幕を閉じた祇園にあるフグ割烹「祇園あきしの」さんで食事(訪問は2023年12月)。 1品目は、すり流しのかぶらと雲子(白子)と黒キクラゲの茶碗蒸し。 2品目は、旬のコッペ蟹(香箱蟹)。上には蟹酢のジュレ。 3品目は、フグとアオサの真薯の白味噌椀。 上品なフグ出汁を使った白味噌が優しくて美味しい。 4品目は、長崎のフグのてっさ(フグ刺し)。 5品目は、フグのから揚げ。揚げ立てを2回に分けて出してくれる。 しっかり下味が付いていて、歯ごたえもあり、美味しいフグ白身。 6品目は、ブリ。下には海苔のソース。 7品目は、淀大根と春菊と湯葉の煮物。優しい味。 8品目は、ローストビーフ。 だいたいメインディッシュのお肉は温かいことが多いが、ここで冷たいローストビーフが出てくるのはちょっと意外だった。 9品目は、フグ雑炊。 かなり薄味の優しい上品なフグ雑炊。 良い悪いではなく、長い歴史があり、他の影響を受けない独自の割烹料理で、常連さんによって支えられてきたんだろうなあという印象。 女将さんがとても良い方で、帰る直前まで細やかに対応をしてくださっていた。 女将さんがひとたび外に出ると、道を通る舞妓さんが頭を下げて挨拶されていたのが印象的。 こうして1つ、また1つ歴史あるお店が閉じては、また新しいお店ができて、町も文化も新陳代謝をしていくのかもしれない。 ■「祇園あきしの」 いつも応援ありがとうございます。 ついに「メシクエLV34」の本が出ました!! ■「お人良し (おひとよし) 〜女性プロデューサーが365日外食するわけ〜」 【Amazon書籍10部門で1位!】 【Amazon書籍5部門でベストセラー!】 Kindle版は100円にて購入できます! ミシュランフレンチ「シンシア」オーナーシェフ石井さんの3時間に及ぶ、食と料理の対談も収録。 ↓↓ ■「メシクエLV34」インスタ メシクエには載せていないお店や内緒の話はインスタでやってます! コチラ↓↓
by meshi-quest
| 2024-01-05 08:05
| 京都
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