京都「一の傳 本店」へ行く。
京都錦市場の繁華街から1本路地に入ったところにある
創業九十余年の西京漬け専門店「一の傳」本店へ。
「一の傳」さんの銀だら西京焼きが私の銀だら西京焼き史上のNo.1で、
京都出張の際には高頻度でお邪魔させてもらっている。
1階の西京漬けの販売はいつ来ても買えるが、
2階の食事は完全予約制になっているので、事前に必ず予約が必要。
おもてなし料理(5800円)をいただく。
1品目は、年末年始のおめでたい食材が並ぶ前菜の盛り合わせから。
お皿は「一の傳」の「一」の字をかたどったもの。
蕪プリンと蟹のジュレ掛け、サーモン昆布締めイクラ、干し柿チーズ、鋳込み堀川ごぼう、
助子、あん肝と九条葱のぬた和え、横輪鮪のお造り、炙り唐墨など。
珍しかったのは鮪のお造りに付いてきたごぼう醤油。ごぼうのペーストと醤油を合わせたもので香りがいい。
2品目は、海老芋の白味噌椀。
じっくり炊いた美味しい海老芋を白味噌仕立てにしたもの。
「一の傳」さんの美味しい出汁と合わせたほんのり甘い白味噌椀が絶品。
3品目は、聖護院蕪の蕪蒸し。
京都の冬の風物詩で、この時期いろんな日本料理屋さんや和食屋さんで独自の味を出してくれる。
「一の傳」さんの蕪蒸しの中にはカレイ、キクラゲ、なめこなど。
4品目は、メインディッシュの「一の傳」名物の銀だらの蔵みそ焼き。
元々、銀だらの西京焼きが大好きで、どこであってもメニューにあると必ず頼む。
最後の晩餐的な質問を受けると銀だらの西京焼きと白飯と答えているくらい、大好き。
そんな私が今まで食べてきた中で、3本の指に入れている銀だらが「一の傳」さんの銀だら。
炊き立ての丹後産こしひかりの土鍋炊き立てご飯と一緒にいただくのだが、ご飯も美味しくて、無限に食べれてしまいそう。
ちなみに、2023年の前半までは銀だら西京焼き以外のご飯のお供として、
あまりにもコースのみしか頼まないお客さんが多かったようで、残念ながら2023年後半からはメニューから無くなってしまったことを記載しておく。
5品目は、抹茶のロールケーキ。
「一の傳」さんが完全事前予約制なので、フラッと食事に来れないのがちと残念だが、年末年始など早くからスケジュールが組めるような京都出張の際には欠かさずお邪魔させてもらっている1軒。
いつも応援ありがとうございます。
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by meshi-quest
| 2024-01-11 08:07
| 京都