神宮丸太町「cenci (チェンチ)」へ行く。
懇意にさせていただいてるミシュラン1つ星獲得の予約の取れない京都イタリアン「cenci」(チェンチ)でディナー。
「cenci」では通常は1人でもテーブル席なのだが、オーナーシェフの坂本さんのお友達や常連さんのためにキッチンに近いところに数席だけカウンター席があり、そちらに座らせていただく。シェフとも近い距離で話が出来るので、嬉しい席。
まずは、8種のハーブをブレンドしたハーブティーから。
1品目は、もろこを揚げたものに、マーガオとフルーツのマリネ。
コップに入っているものは聖護院蕪のスープにえぞ松の香り付けをしたもの。
ドリンクは、金木犀密香烏龍茶をいただいた。
2品目は、24ヶ月熟成の生ハムと蜜芋と「吉田獏場」のリコッタチーズ。
坂本シェフと私の共通の友人でもある京丹後「竹野酒造」杜氏・行待くんのラグジュアリー日本酒と共に。(しかもラベル無しバージョンw)
3品目は、サワラ。
乳酸発酵した大根、青りんご「グラニースミス」、マイクロリーフの組み合わせ。
ソースはグラニースミスとアールグレイのドレッシング。
ワインは私のために取っておいてくださった貴重な赤ワイン「カーゼコリーニ バルラ 2010」。
4品目は、五島列島のクエのスープ仕立て。
せり、発酵白菜、レモングラスなど爽やかな香味野菜やハーブの組み合わせ。
上に乗っているものは、10年熟成の赤酢やハラペーニョなどを加えたキムチっぽい薬味。味変に。
5品目は、白子と海老芋のフリット。
どぶろくの原料を使った酢やミックススパイス、九条葱でいただく、ほのかな辛味や酸味のあるスパイシーな一品。
6品目は、ヴィーガン料理で植物性のものだけを使っている一品。
根セロリ、洋梨、豆腐などのミルフィーユに、椎茸のデュクセルソースの組み合わせ。
7品目は、蝦夷鹿。
ほうれん草、ラズベリー、かつお、パクチー、チャイのような風味のペーストの組み合わせ。
8品目は、聖護院蕪を使ったグラニテ。
中には梨、柿、クローブなどが入っている。
9品目は、桜海老と小蕪の自家製フェットチーネ。
香り良い桜海老のフリットがたっぷり乗っていて、パスタには小蕪と蕪菜も入っており、野菜の甘味をすごく感じる。とても美味しい。
10品目は、コースにはない追加注文メニューの中から、ほっき貝のリゾット。
ほっき貝は蒸して、さらに炭火焼きをして香り付けし、リゾットの中にはポロ葱とすぐき。
上にはポロ葱の素揚げと鮎の魚醤。
11品目は、丹波栗と発酵あんこのモンブラン仕立て。
中には蓮粉のわらび餅、栗粉のクッキー、ブランデーのシャンティクリームなど。
このデザート、めちゃくちゃ美味しかった!
12品目は、クラッシックフレンチのクレープシュゼット(オレンジのクレープ)のようなデザート。
焼き上げたオレンジに、キャラメルクリームクレープ、アーモンドアイス、アマゾンカカオのみかんソースの組み合わせ。
食後は実物を見ながら選ぶ食後のドリンク。アッサムをいただいた。
ちなみに、ドリンクに付いてくるイタリア・トスカーナ地方のパスタのお菓子の名前が「cenci」で、店名はそこから来ている。
■「cenci (チェンチ)」
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by meshi-quest
| 2024-03-27 08:08
| 京都