吉祥寺「THE MED」へ行く。
ギリシャ、チュニジア、エジプト、トルコ、モロッコなどの本格的な地中海料理を楽しめる地中海料理レストラン「THE MED」(ザメド)でランチ。
ランチから店内のメニューがアラカルトで注文でき、アルコールも出してくれるので、昼飲みも楽しめる。
どれくらい「本格的な地中海料理」かと言うと、店内に掲げられているメニューはこんな感じ。
ズラーっと並ぶ、異国情緒あふれるメニュー名と、その内容。
メニューを止めているマグネットが、その料理が食べられている国の国旗になっているのがかわいい。
メニューに掲載されている料理の国の中で言うと、これまで私はモロッコ、トルコ、イタリアは行ったことがあるのだが、本当に現地のレストランで見たような料理が並んでいて、
いい意味で、日本ナイズドされていない、まるで日本にいながら海外旅行気分が味わえる内容になっている。
まずは、「メゼ」(1210円)とピタから。
トルコに行った時、よくこの「メゼ」(前菜)のセットを食べていた。
内容は、ひよこ豆のフムス、ハーブのフムス、焼き茄子のペースト、紫キャベツのラぺ、カリフラワーのスパイス焼き。
中でも、ひよこ豆のフムスと焼き茄子のペーストは、どこのトルコのレストランでもメニューにあって、トルコを思い出すような味で、すごく美味しかった。
ピタはお代わり自由なのも嬉しい。
「ケフテデス」(1320円)という何やら黒魔法みたいな名前の料理。
ミートボールを素揚げにしたギリシア料理だそうだが、似たような料理はトルコでもいただいたことがあった。
同じ地中海諸国ということで料理も似ているのかもしれない。
歯ごたえがしっかりした小さなハンバーグという感じ。ソースはキュウリとサワークリームのソース。
「シュニッツェル」(2200円)は、鶏むね肉を薄く伸ばしてカツレツにしたイスラエル料理。
元々はオーストリアの代表的な郷土料理であるが、現在はドイツやイスラエルでよく食べられているのだそう。日本でもビストロでよく見かける一品。
これはレモンがポイントで、レモンが調味料のような感じで思いっきり絞って食べると美味しい。
「レバノン式のチキンケバブ」(2200円)。
ケバブはもう1つ、「トルコ式のラムケバブ」があり、トルコに行ったことがあるのでぜひトルコ式を食べたかったのだが、この日はラムが売り切れだったので、レバノン式のチキンで。
全く辛くなく、サッパリとした味付けの鶏むね肉のケバブに、ニンニクがしっかり効いたソースが別添えになっており、付け合わせにバターアーモンドライスと、パセリとザクロのサラダの組み合わせ。
チキン本体というより、全体と合わせて食べることでスパイシーに仕上がるようになっている印象。
「ムサカ」(2200円)というギリシャを代表する茄子とひき肉のポテトグラタン料理。
ラザニアと違ってパスタは入っておらず、日本のポテトグラタンと違ってシナモンが効いているのも特徴。
イタリアのジェラート(550円)は苺とミルクの2種。
正直、日本のジェラートと比べるとかなり甘い。
ただ、実際イタリアのローマに行って、人気ジェラート店を回った時は軒並みどこもかなり甘くて、自分の好みとは別に本場感という話で言えば、これが合っていると思う。
美味しくて、色々と楽しかった。
食の奥深さを改めて感じるというか、外食の楽しさを感じるお店だった。
変な意味ではなく、かなり本格的な地中海料理レストランなので、一定、ちゃんと食事が好きな人向けというか、旅行が好きな人向けな気はする。
色んな料理を頼んだ方が断然楽しいので、食が好きな人同士と複数で行くのがオススメ。
■「THE MED」
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by meshi-quest
| 2024-06-07 08:07
| 吉祥寺