神戸・旧居留地「オリエンタルホテル神戸」に泊まる。
ここ何年もずっと出張が多い生活をしている。
羨ましいと言われることも多いが、移動するだけでも結構疲れるし、寝る場所がコロコロ変わるのも肉体的にも精神的にも疲労はある。
そんなこともあって、出張の時は出来るだけ安心してゆっくり体を休められるように、
私と相性の良いホテルを見つけたら、以後もその土地への出張の際はずっと同じホテルに滞在することが多い。
言葉選ばずに言えば、色んなところに行き過ぎてるので、もはや別の土地に行くことは旅気分ではなく、移動であり、
いかに体と心を休められる場所を確保できるかが大事なので、こんなホテル泊まろう(ワクワク)的なことはもう無くなった。苦笑
私に相性が良いホテルを探すまでには本当に苦労して、色んなホテルに泊まっては変えて、オススメを聞いてはまた泊ってを繰り返した。
結果、よくお邪魔する京都と名古屋と、そして神戸には定宿ができ、その土地に来た時にはここ一択の生活をしている。
大阪、福岡、那覇はまだ定宿を決めるにはもう少し時間がかかりそう。
さて、神戸は色々と泊まってみたが、旧居留地にあるオリエンタルホテル神戸が一番良かったので、そこ一択になっている。
ホテル内も部屋も上品でセンスがあり、比較的静かで、変なギラギラ感や観光地ホテル感が無いところが好き。
部屋に籠って仕事をしていたり、打ち合わせをすることも多いので、いつもある程度広さのある部屋にしている。
この日は、いつものデラックスルームの予約が取れなかったので、それくらいの規模となるとジュニアスイートしかなかった。
せっかくなので何かの参考にしてもらえればと思い、紹介させてもらうことにした。
部屋がいくつかに分かれていて、入口から正面がこんな感じでリビングルームやベッドルームに繋がる廊下。
右手に行くと、ウォークインクローゼットとジャグジー付きバスルームがある部屋に繋がる廊下がある。
リビングルームはこんな感じ。
大きなカウチソファと、窓側にビジネスデスクもある。
ちなみに、いつものデラックスルームもビジネスデスクがちゃんとあるのだが、長時間仕事でPCとにらめっこしていたりするので、いわゆるホテルの簡易デスクだと腰が痛くなってしまう。
「オリエンタルホテル神戸」は一定クラス以上の部屋にちゃんとビジネスデスクがあるのが私的にすごくポイント高い。
調度品も神戸の「港」「海」「航海」をイメージしたものが置かれていて、華美ではなく、上品でそこもいい。
観光地バリバリの内装とか、ゴージャズバリバリの内装は苦手。
ベッドルームはこんな感じ。
ホテルの広い部屋はツインベッドタイプが多くて、キングを置いてくれてるところが意外とない。
私は1人でゆったり寝たいし、ベッドが無駄になるので、キングサイズ、せめてクィーンが1つだけ入っている部屋を選ぶのだが、「オリエンタルホテル神戸」はキングベッドの部屋が多いのもありがたい。
ちなみに、私はテレビはほぼ見ないので必要ないのだが、リビングに大きいテレビ、ベッドルームにもテレビがあって、部屋に2台ある。
バスルームはこんな感じ。
真ん中に、海側に面した窓が付いた大きなジャグジーバスがあり、その横にシャワーブースとトイレがある。ちなみに、トイレは入口にもあるので、部屋に2つある。
洗面台も2つあり、かなり広々としている。
よくここ「メシクエ」でも話をするが、ドライヤー問題というのがあって、結構な高級ホテルでもドライヤーまで気が回ってないのか、風量少ない安いドライヤーを置いてて、髪が腰まである私にとってかなり辛い時がある。
が、「オリエンタルホテル神戸」はドライヤー問題も解決出来てて、しっかり風量のある良いドライヤーを完備してくれてるところも個人的に嬉しい。
アメニティーはこんな感じ。
ウォークインクローゼットのさりげないセンスの良さが素晴らしくて、
「トランク」をテーマにした絵や実際の古い昔のトランクが飾られていたりして、主な部屋以外にもちゃんと空間としてコーディネートされているのがいい。
デラックスルームも同じだが、部屋の冷蔵庫にある無料でいただけるフリードリンクが充実していて、種類も多く、センスがいいのも嬉しい。各種お茶、ソーダ水、ジュースもりんご、オレンジ、桃など3種類用意されている。
ちなみに、ジュニアスイートだと、シャンパン、白ワイン、赤ワインもフリードリンクになっている。
使う・使わないは別として、デスクの引き出しの中にも宝探しのようなワクワクがある。
かわいいポストカードやステッカー、品の良い文具、トランプに、サイコロまであるのが素敵。
色々とそれこそ高級ホテルにも泊まっているが、引き出しの中って、割と味気ないというか、わざと開けてみるんだけど、こんな楽しみはない。
こういう見えないオシャレというか、気が付く人がどれくらいいるかは置いておいて、ちゃんとゲストへのワクワクがあるのがいい。
窓からの景色はこんな感じ。
角部屋のジュニアスイートなので、山側も海側もどちらも見える窓が付いている。
海側はこんな感じ。
夜になると、港がライトアップされ、ポートタワーが見えたり、橋が見えたりして、夜景が綺麗。
山側はこんな感じ。
ちなみに、夜は山もライトアップされて、遠くの山の側面に「KOBE」などの文字が浮かび上がったりする。
「オリエンタルホテル神戸」の部屋の特徴として、面白いのが、この窓。
各部屋同じ仕様になっているのだが、いわゆる電動だったり、紐だったりでカーテンを下げるのではなく、この木の枠を手動で上下にスライドさせて遮光を調整する。
あまりこういう窓のホテルがなく(今のところここだけかな)、最初は戸惑ったが、慣れると、なんかこっちの方がいいというか、部屋にもあっている。電動って便利だけど、旅のラグジュアリー感がないというか。
最終日、新幹線ギリギリまでオンラインミーティングが入ってしまったので、
ルームサービスでアマトリチャーナを頼んだ。
「オリエンタルホテル神戸」の人気メインダイニングの「メインダイニングバイ・ザ・ハウス・オブ・パシフィック」から持ってきてくれる。
神戸は個人的には長年「オリエンタルホテル神戸」一択で、しばらくはずっとここかなあ。
■「オリエンタルホテル神戸」
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by meshi-quest
| 2024-07-13 08:08
| 旅行_国内