赤坂「赤坂 おぎ乃」へ行く。
懇意にさせていただいている予約の取れない日本料理店の名店「赤坂おぎ乃」にて、今宵も大将荻野さんの季節感溢れる芸術的なお料理をいただく。
早速、お知らせなのですが、12月から私が命名させていただいた京丹後「竹野酒造」の特別希少酒「理瑰-rie-」が「赤坂おぎ乃」さんでも飲んでいただけるようになりました!!!
大将・荻野さんが「竹野酒造」杜氏・行待くんの作る特別希少酒をすごく気に入ってくれて、行待くんにも東京に来てもらって、荻野さんの料理を食べてもらって、両者意気投合し、実現!
「理瑰-rie-」の他、「理瑰」を作るきっかけとなった「陰翳-in/ei-」、「理瑰」の双子のような存在の「丹生-new-」も置いています。
ぜひ「おぎ乃」さんに行かれる方は「理瑰」を飲んでいただけたら嬉しいです。
さて、師走(12月)のテーマは、「冬の情景」。
気温もグッと下がって、クリスマスやお正月など色んなイベントがある忙しい12月。
迎い酒は、「仙禽」の超人気冬の風物詩「雪だるま」。盃にも雪の結晶が描かれている。
1品目は、私が命名させていただいた京丹後「竹野酒造」の特別希少酒「理瑰-rie-」の酒粕と白味噌を使った温かい前菜。
中には揚げた海老芋、ブランド百合根「月光」、加賀蓮根餅が入っている。
理瑰粕(「理瑰」の酒粕)はものすごく香りが良く、とてもまろやかで、いわゆる酒粕とは違う味わいが評判となり、現在多くの一流料理人さんやパティシエさんに浸かっていただいている。
2品目は、愛媛の名漁師・藤本純一さんのシマアジ。
イクラ、京菊菜、大根おろしなどと和えて、小豆島のレモンで風味付けしたもの。
3品目は、削りたての鰹節の一番出汁を使った「おぎ乃」さん自慢の絶品椀。
旬の香箱蟹の真薯と生キクラゲ。香箱蟹の真薯が甘くて、甘くて、ものすごく美味しい!
中には麹漬けのきゅうりと、バフンウニ。
続いて、厚岸の本鮪。
上からは黄身醤油と山芋と海苔の佃煮。
最後は、八戸の鯖を使った鯖寿司。これもすごく美味しい。
5品目は、冬の風物詩の松葉蟹。
まずは、大将荻野さんが目の前で活きている松葉蟹を捌いて、すぐに炭焼きしてくれる脚の部分の焼き蟹から。
6品目は、松葉蟹の蟹味噌と飯蒸し。
蟹の旨味がたっぷり詰まった蟹味噌を蟹身と和えて、飯蒸しと、白子のおかき粉揚げと、二年熟成の自家製カラスミを合わせたもの。
7品目は、名物のジオラマのような八寸。
師走(12月)のテーマは、「冬の情景」。
八寸の上に乗っている大きな円は「茅の輪」(ちのわ)。実際はもっと大きなものが神社に飾られ、年越しの祓に使われて、参詣者がこれをくぐることで災厄を免れることができると言われている。
八寸の上で光っている大きな雪洞(ぼんぼり)は、実は大根で出来ていて、「おぎ乃」さんの八寸の名物。
大根の葉脈が透けている様が、まるで綺麗な和紙のように見える。
8品目は、クエと聖護院蕪とせりの根の煮物だったのだが、写真撮る前に食べてしまった・・・。
9品目は、〆のご飯。
皮がパリパリで、中はふっくらの相変わらずの絶品鰻。
2つ目は、松葉蟹と九条葱の炊き込みご飯。
蟹の旨味と葱の甘味が合わさって、すごく美味しい!
「おぎ乃」さんではご飯のお代わりが出来て、上記の炊き込みご飯の他、卵かけご飯、自家製カラスミ、自家製ゴボウのきんぴらなど、いろんなご飯のおかずが用意されている。
最近の私のお気に入りは、炊き立てのご飯に少しの塩を掛けていただく白飯。
最高の白飯と最高の塩が揃うことで実現する究極の一品。
10品目は、江戸柿のブランマンジェ。
甘さ控えめのトロリと濃厚な江戸柿のソースに、美味しい胡麻のブランマンジェの組み合わせ。
11品目は、「赤坂おぎ乃」謹製のフルーツ大福。
いわゆるフルーツ大福とは違い、出来立てのフワフワのまだ温かい求肥に、洋梨と、自家製のあんこと、キャラメリゼした胡桃の組み合わせ。
めちゃくちゃ美味しいので、ケチって小分けに食べたいところだが(笑)、全部の味を口いっぱいに感じるために一口でいただく。絶品。
いつも応援ありがとうございます。
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by meshi-quest
| 2024-12-27 08:07
| 六本木・麻布・赤坂